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山手国語塾では、小・中学生の国語 、 高校生の現代文・古文の授業を行います。

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〒231-0845横浜市中区立野73番地 立野ビル401

山手国語塾 今日の授業 today's lesson

日々の授業


 先日のN君のY予備校の模試、結果、国語の偏差値は、65だったそうです。先日も書いた通り、初めが28だったのですから、素晴らしい進歩です。確かに力がついているのだということが、ここの所の問題演習でも出ています。早稲田の過去問が8割取れていたりしていますから。去年のこの時期くらいから、まさに、本気で勉強に取り組みましたから、その成果なんですが、本当によく頑張っています。

 いかに本気になるか、それが、何より、まず、一番大事なことです。山手国語塾の生徒たちの取り組み方、本気度は、本当に高いですよ。本気にならなければ、始まりませんから。


 10月になりました。曼珠沙華の花は終わり、数日前から金木犀がいい香りをさせてくれています。前回書き込んだのが、8月ですから、それから、二ヶ月が経ってしまいました。
 二学期になって、嬉しい報告を受けましたので、それを記しておきましょう。高二の6月に山手国語塾に入塾したN君、入塾前は、国語の偏差値、直近の偏差値がとにかくひどくて、28ということでした。そのN君から、二学期になって、何と、「模試で、初めて、国語の偏差値が60を超えました。」という報告をもらったのです。
 夏休みにお母さんと面談をしたのですが、その時にも、お母さんの口から、「中学受験の時にも、ある時期から、スイッチが入って、本当によく勉強したのですが、今は、その時以上に、本当に頑張って勉強しています。」という言葉を聞いていたので、もちろん、何より、彼の努力の成せる業ではあります。夏休みの間に、とにかく、毎日毎日、ある予備校の過去の模試を解き続ける、という形で、私も驚くほどの数の、問題を解いていますから。夏、面談で、私の方から、「このまま頑張ってやってくれれば、どこを受けてもおかしくない、というだけの力はついています。最近は、変な答えを書かなくなりましたから」というお話はしていたのですが、それが、模試の偏差値、という形で現実に確認出来る形になってくれたのは、本当に、嬉しいことです。
 そして、先週の金曜日のことです。「学校で、Y予備校の模試を受けたんですが、国語は、よくて、200点満点で、150点を超えてました」という話をしてくれました。入塾の時に、本当に国語は苦手で、という話しをしていた彼が、高三になる時点では、「古文は得意だし、現文も、苦手だとは思ってないんで」そう話してくれたことを思い出しました。
 もちろん、まだ、途中経過ですが、毎回毎回、「本当に、頭が疲れる」「本当に、頭を使った」そう言いつつ、文章に向かい合ってきた結果ですから、私も本当に嬉しい報告でした。

 山手国語塾の生徒たち、与えられた問題を、本当にしっかり考え、集中して全力で取り組んでくれています。(この、「全力で」ということが、とても大事なことです。)そのことには、一人の例外もありません。ですから、私は、一人一人、みんなを、全員を、本当に、楽しみに、毎日見ています。  



ここのところ、忙しくて、「今日の授業」まったく書けていなかったのですが、今日は、久し振りに、先日行いました、古文の講習会の報告をしようかと思います。


 
8月5日と12日の二日間、山手国語塾の夏期講習会、古文読解を初めからの授業を行いました。
 ちょっと変則的な時間になってしまったこともあって、参加したいと言っていた生徒の日程がどうしても合わなかったりで、結果的に、5日は、高二の女の子が2人、12日は、1人の受講になりました。

 5日は、接続助詞を使って、文章の関係づけをしながら、文章の内容を考えていく、という考え方を身につけるために、まず、「文章読解のための基本例文集」の25題の例文を読み、考え、そして、更に敬語の基本を身につけるために、「伊勢物」を読んで、90分×3の5日の授業を終了しました。
 宿題は、今日の授業を、自分なりに、できるだけしっかり復習すること。それが、来週生かせるといいね、そう言って、授業を終了しました。

 そして、12日には、5日の授業をどれだけ生かせて文が読めるか、そして、それを更にどれだけ身につけられるかの挑戦に、「徒然草」と「大鏡」を選んで演習しました。共に、大学の入試問題をベースにした、50点満点の問題です。単語は、重要単語集を見てもいいし、文法は、完全整理を見てもいい、ということにしたのですが、明治大学の問題だった「大鏡」、主語の問題あり、フレーズの訳あり、敬語の問題あり、識別の文法問題あり、と、けっして簡単ではありませんでしたが、嬉しいことに、何と、36点とってくれました。
 最近人気の明治大学の問題ですから、この点数が、できる、という自信につながっていってくれたらいいですね。高二ですから、これからが本格的にスタートですからね。




5月21日(火曜日)
 
15時30分から、Nの古文でした。今日は、学校がいつもより遅かったらしく、本当に、慌てて駆けつけてくれたようです。間に合って良かった、そう言っていました。今日は、日曜日に、RとTのやった、『大鏡』をやって貰いました。夏までは、恐らく、基本的に、同じものをやっていくことになります。いかに読むかの幅を拡げる、という意味では、やるべきことは、同じですから。『大鏡』主語が取れなくて、かんばしくない点数でした。ですが、主語は、間違って間違って、その理由を探りながら、同じ間違いを繰り返さない、そうやって、状況毎に、形毎に身につけていくしか無いですから、今、間違うことが、力を付けていくことですから。
 
さて、以前、Rにも聞かれて、今日Nにも、同じことを聞かれました。古文単語、覚えてもすぐ忘れちゃうんですけど、どうしたらいいですかね?繰り返すしか無いよ、何度も何度も繰り返す、人間は、忘れる生き物だから、そうは答えておいたのですが、ちょっとしっかり、これ、対策をしなければいけないように思うので、来週あたり、『記憶と脳』の授業をやっておこうかと思います。どうやって覚えるか、受験は、かなりの部分を暗記が占めますから、けっして、なおざりには出来ない問題ですものね。

 17時30分から、高二のAの現代文。学校の教科書の内容の説明と(これは先週の金曜に頼まれたもの)、その作者の書いた、更に長い、他の文章、その二つを解説しました。教科書は、歴史の出来事と記述の問題。内容的に、相当難しいですね。これは、簡単に理解出来る文章ではありません。言い換えが、何度も何度も繰り返されている、それだけでも、いかに難解かが分かります。2時間かけて何とか理解できるように説明しました。

 19時30分から、高校生の現代文。今日は高三のAと高二のKの二人でした。Kの漢字、今日は、ワンミスでした。毎回少しずつ、要領を摑めてきたようで、目に見えて、覚えることの正確さと量が変わってきています。Aは、言葉と語句は、ずっとしっかり結果を出してきていますし、それに、文をたどることも、ずいぶんしっかり出来るようになってきています。ですが、まだ、時々、おかしな結びつきをしてしまうことがあります。文章を書く段になって、これがあると、書いた内容以前の問題と言うことになりますから、今のうちに、自然な結びつきをしっかり感じ取れる力を養っておきたいと思っています。
 嬉しいことに、立教の文学文の問題、×は、漢字一題だけでした。これなら、十分、合格点です。こうやって解ける問題を、後は、どれだけ広げていけるかです。
 Mは、今日、お休みでした。




5月19日(日曜日)
 
今日から、朝、10時から授業になりました。火曜日だった中1のMがこの時間になったのです。Mは、言葉の並び換え、文の並び換え、基本的な問題を解くという段階を経ないまま、いきなり、ある程度の難易度の問題を解くことになっていたので、ちょっとかわいそうだったかな?と思っていたので、こうして一人で授業を受けられることになった機会に、基礎的なものから、そう思って、今日の語句と漢字のプリントは用意したのですが、結果的には、それを、今日は、終えることが出来ませんでした。最初に自分の組み合わせた組み合わせを、いったん組み合わせてしまうと、他の組み合わせを考えるということが、難しいようで、それを変えられないままに、ずっと出来ないでいる、今日は、そういう状態でした。何度か、違う組み合わせを探るためのヒントを出してあげたのですが、結局、最初の着想とは違う組み立てを考えるということが出来ないままに時間になってしまいました。最初の着想で解けない時には、いったん、その着想を捨てて、違う視点から考え直してみる、それが出来るようになるまで、暫くは、Mとの我慢比べになりそうですね。
 
大分たまってしまっている振り替えを少しずつ無くしていくために、しばらくは、5時から4時間に、その前に来られる日には、その前に加えて少しずつ消化していきましょうということにしていて、今日は3時20分くらいからの始まりということになりました。先週来られなかったために、古文が1回遅れてしまっていたので、まずは、先週やった内容をやって、だいたい2時間くらいで終えました。文章は『更級日記』の続きと、『玉勝間』。
 で、その後、今日は、これから勉強の仕方、授業の内容、受験校のことについて、センター試験の過去問演習について、ここのところ、覚えることが出来なくなってきたこと、その他、あれこれ、1時間半以上話しました。でも、こうして話す機会を持ってよかったと思いました。Rは、理系ですから、文系の他の子たちと取り組み方も、割ける時間も違うのはもちろんですから。結局、7時にTが来るまで、あれこれ話をしました。おかげで、その後、新たな試みの着想がいくつか生まれてきました。
 7時からは、二人で、単語テスト、復習問題をやり、そして、今日は、『大鏡』の読解でした。記述による説明問題がかなり厄介でした。ですが、主語を読み間違えさえしなければ、何とか、そこそこの点数にはなりそうです。でも、その主語がなかなか簡単では無いんですよね。




5月18日(土曜日)
 
9時30分から、高一のTの古文です。先週、ゴールデンウィークが挟まって、二週ぶりにやってみると、なんと、その前の週まで、すらすらいったいたものが、ほぼ、何もかも、引っかかってしまって、進まない。解けない。答えられない。という状態になっていて、せっかく、助動詞も、かなりのところまでスラスラ答えられるようになっていたのに、また、振り出しに戻っちゃったね。どうして、こういうことになってしまったのか、二週間の間、まったく見ていなかったのなら、それを考えないと、ずっと、またこれを繰り返すことになるよ。自分も悔しいんだろうけど、私も、こうして一緒にやっていて、本当に、残念だ。だから、できるだけの復習はやって、来週来て。そう言って終わったのでしたが、今週は、本人がしっかり見直したのでしょう。先週とはかなり違っていて、大分、3週間前に近い感じになっていました。お互いの、我慢比べ、のような所がありますが、そう簡単には、諦めませんからね。
 
 12時からは、高三のAと高二の先週から始めたMと、二人の古文読解です。Mは、先週の文章読解は6割以上取れていましたから、マーチレベルの古文を解いていく十分な下地は持っています。先週は、敬語を使われていない文章でしたが、今週は、敬語も含んだ、歌物語『大和物語』の読解でした。毎回の単語のテストと先週の文章の復習問題を解いて貰って、『大和物語』をやって貰って、解説は、ちょうど半分くらいやって時間になりました。M、来週、修学旅行だそうです。京都・奈良・広島だそうです。三都市、それぞれ街の色が違っています。本当に様々なものを、きっと感じ取って帰ってきてくれることでしょう。Aの古文、まだまだ、前回までは点数になっていないのですが、文章をたどる力は、しっかり持っているので、単語がある程度、身についたら、けっこう劇的に点数が変わってくるのではないか、と思っています。文章を読むための基本を再度確認しつつ進めていきます。


 
14時からは、高二のNの現代文。Jが、今日は、16時から学校の課題の文章をやることになったので、結果。一人ということになりました。漢字が余り出来ていなかったのは、試験が近いこともあるのかな?でも、語句の意味は満点でした。文章のつながりを読み取ることは、かなりきちんと出来るようになってきていて、二問あった並び替えは、1カ所反対になっていただけで、ほぼ、一発で正解でした。文章問題については、内容が取りにくい時の整理の仕方についての説明をしました。だどる力がしっかりしてきた彼女は、かなりの問題でも、答えを導ける下地は出来てきたと思っています。後は、語彙力とある程度の演習量がこなせれば、それなりの結果は出てくると思います。

 16時から、高二のJの課題対策でした。ところが、中1のYが、この時間に時間変更していたのを、私が、Jと時間を決める時点で忘れてしまっていて、一人ではなく、二人一緒になったのですが、Yは、とにかくしっかり集中して問題に向かい、考え、解くという姿勢が、本当にきっちりできていますから、結果的に、ほとんど支障はありませんでした。三つの文章の解説をしたのですが、どれも、初見の文章だったのもあり、その中でも、一番の長文の文章が、難解で、一段落、まったく言いたいことが分からない、そんな書き始めだったので、ちょっと厄介でした。ですが、それが、逆に、そうやって分からない文章は、どうするのか、それを伝えるには、良い機会になったのかも知れないですね。
 Yは、着実に考える力、読む力を身に付けてきています。楽しみです、今後。




5月17日(金曜日)

 14時30分からNの現代文でした。朝、JRが乱れていて、生徒たちが時間通りに来られなかった分、学校が遅くなって、時間に間に合いませんでしたが、これは、仕方ないですね。いつも通り、漢字語句のプリントからスタート、だいたいいつも通り、これに1時間くらいかかり、今日は、文章題は、立教の経済の問題。漢字の読み書きが、5問中4問正解。問三の四〇字以上五〇字以内で説明しなさい、という記述問題が、△、それ以外の問題は全問正解だった。なかなか良い答案でした。この答案なら、本番でも、合格点に届いています。まだまだ、もちろん十分ではないけれど、こうして、マーチの問題をしっかり解ける時がある、というのは、合格の最低条件なので、まず、そこは、今の時期にクリアした、ということです。さて、さて、これから、だね。

 16時から昨日に引き続き、中二のMの国語。昨日に引き続き、今回も、漢字語句が、なかなか難しくて、てこずってしまいましたね。ですが、考えることは、以前と比べて、まったく違ってきていますし、自分の最初の思い込みを、それでは正解に行き着けないと思いつつも、なかなか、その組み合わせを捨てて、他のつながりを探していく、と言う切り替えが、なかなか出来なかったのですが、それが、大分、出来るようになってきました。文章も、問題も、近づき方が変われば、全く違うものになる、正解は、部分のつながりだけでは無く、全体が矛盾無く捉えられているものなのですが、その判断はけっして易しくはないです。今、やっと、その扉を少し、開くことが出来てきたと言う感じですね。進歩しています。
 17時からは、小学生のT、17時15分からは、同じく小学生、G、二人の国語です。今まで、15個ずつにしていた漢字を、今回は、一気に倍の30個にして見ました。さて、そのうちの幾つ、来週正確に書いてくれるか、楽しみです。Tは、言葉を覚えるのを宿題に課して無い分、文の並び替えを二つ。でも、文のつながり、言葉のつながりを捕まえるのが、本当に正確です。しかも早い。高校生でもなかなか1回では正解しにくい並び替えを、共に、1回で終わらせてしまいました。凄いですね。本人には、そんなことは言っていませんけど。Gは、漢字を書く力、本当に大したものです。ただし、カタカナの読み間違いでで出来ていない、という問題が、ちょくちょくありますが。覚えることは、実に良く覚えています。ですが、彼の場合は、問題は、言葉のつながりの必然を見る力を養うことです。それが出来ないと、なかなか記述問題で、正解を導くことが難しいですから。ですが、問題を何とか解こうという姿勢はとても良いと思います。出来るまで、ねばって考えて帰るということを、ここの所、続けていますから。

 17時15分からは、高二の古文です。J、A、K三人で、今は、Jは、助動詞の問題演習。A、Kは、用言の問題演習をそれぞれやっています。解いては、○付け。間違いの何故、を明らかにする。完全整理を見直す。忘れていること、見落としたこと、の確認と、やり直し。毎回、徐々に、それぞれの出来ない部分を潰していく、を繰り返している所です。記憶を確かにするのは、いかに繰り返すか、それしかないですから、それぞれのテーマごとの、あらゆる問題をやり、間違った問題をピックアップして繰り返す。間違う箇所は一人一人違いますから、それを見て、どうして、を明らかにし確認させ、そして、整理、その繰り返しですね。
 



5月16日(木曜日)
 
先週、学校が遅くて、金曜日の普段の時間に来られなかった、中二のMの授業をやりました。いつも通り、漢字と語句をやって、言葉の並び換え、文の並び換え、とやって貰ったのですが、並び換えに、思ったより時間がかかり、ここの所のテーマの小説の読み、が、あまり出来ないままに、漱石の『夢十夜』の第五夜の読みを宿題にして終わりました。
 ちょうど、その同じ時間に、高1のSの、学校の試験対策に、課題文を読みました。何もかも、すべてを説明することは、敢えてせず、自分で調べられる言葉の意味は、自分で辞書をひかせつつ、かなり長い、課題文を一緒に読み、考えていきました。全く何も教えないままに、これを出題するから、それぞれ自分で勉強しておきなさい、というのが、学校の、ここで言う課題文です。高二、高三になって、すでに、現文の時間に教え、扱ってきたテーマや内容をもとに、初見の文章ではあるが、やってきた授業を理解できていたら、その文は、自分で読みこなせるはずだから、で、課題、ということなら、まだ、話は分かるのですが、高一の、まだ、ほとんど何も教えていない、一学期の中間試験から、現文だけではなく、漢文についても、自分でやっておけ、と言って、突き放してテストというのは、困りますよね。ちょっと、生徒が気の毒です。学校の先生としては、受験を意識して、頑張っているつもりなのでしょうが、ちょっと、本末転倒という気がしました。
 さて、7時15分からは、中学生の二人、SとYの国語です。Sは、漢字、けっこう書けていました。言葉の並び換え、かなり良い線いっていて、じっくり、しっかり考える姿勢は、とても良いと思います。文の並び替えは、まだまだで、つながりの必然がなかなかたどれない様子です。でも、しっかりよく考えます。今日の文章問題は、かなりよく出来ていました。問を一つ残しただけで、他はすべて正解を出しました。見事です。Y、漢字ちょっと手こずっていました。言葉の意味の問題は、一つ一つの違いが微妙で、本人は、それなりの覚えて来ていたのにも関わらず、余り点数の成りませんでした。これも、克服すべき課題の一つですね。言葉の並び換え、文の並び換え、共に、苦労しつつですが、よく考えて、答えにたどり着けました。文章問題を解く時に、答えの必然をたどることが、まだまだ出来ていませんが、でも、もちろん、それを答えとして弾き出す、それを学ぶ為に、こうして塾に来ているのですから、これからです。




4月20日の土曜日の記事を書いている途中で、その後、なかなか時間が取れずに、かなり長いこと、空いてしまいました。それを全部埋めていくことは、時間の関係で出来そうにないですので、かなり飛んでしまいますが、ここ一週間の記事から書いていきたいと思います。



4月20日(土曜日)
 
朝、9時30分からTの古文です。宿題をキチッとやっていました。高校生になって、きちんと宿題をやる、という意識がしっかりしてきたように思います。高校生になって、今までとは違う感じが、徐々に見えてきています。これで、確実な力が身についてくれれば、言うことなしです。じょじょに、助動詞の出来もかなり良くなってきています。今年中に、文法問題では、絶対に間違わない、そういう状態を作っていきたいと思っています。
 12時からは高三のAの古文です。なかなか、まだ、点数には成りませんが、分かる部分が、徐々に増えてきています。今日は、「に」の識別、完了と断定の識別、しっかり出来ていました。分かること、出来ることを、コツコツ、積み上げていく、力を付けるのは、それしかないです。地道な努力ですね。今日は、傍線部分の訳の問題の二つのタイプの説明をし、文脈をたどるということについて考えてみました。その結果が、徐々に、点数に反映されると嬉しいですね。




4月19日(金曜日)
 4時から、中学生のMの国語です。漢字は、30問中20問正解。なかなか、書きにくいものが多い問題でしたので、また、いつか、繰り返しましょうね。文の並び替えは、以前とは比較にならないくらい、出来るものが増えてきています。評論文・説明文は、けっこう点数が取れるようになってきたのだが、小説が読めない、ということなので、来週からしばらく小説を読んでみようかと思っています。評論文がある程度読めるようになってきたと言うことは、きちんと文章をたどることが出来てきたということなので、かつ、本人が、自分の口でそう言っていること、出来るようになってきた、と、本人がそう思っていることが、何より大切なことですからね。

 5時からTとGの国語です。
 T、漢字、今日は完璧でした。30問全問正解。並び替えの問題も、徐々につながりの必然をたどることが出来るようになってきている。合不合テストの問題をやって貰ったのですが、問1から問7までやって、間違いは一問だけでした。見事です。今日は、いつもより粘り強く、途中で諦めないで、しっかりよく考えて答えを出していました。ムラがあるのは仕方がないですが、この状態を出来るだけ増やしていく、それが当面の目標ですが、一人ではなくなって、意識が少しずつ変わってきているようです。良いことだと思います。
 G、今日は、4時45分位に来て、知識問題の宿題をやっていました。語句は準備が出来ていなかったようで、半分くらいでした。文の並び替えは、なかなかつながりの必然がとらえられずに、相当苦労している状態です。まだ、かなり時間はかかりそうです。
 文章問題では、文章に書かれているものと同じものを選ぶ、というのが、まだまだ、本当には分かっていないので、??と思われる答えを選ぶ、ということが、けっこうまだあります。語彙力漢字力は相当高いレベルなのですが、それが、文章読解に完全には結びついていないのが本当にもったいないです。普段、他塾で出題される宿題の量が大量なので、ただ、それをこなす、終える、ということが習慣になっていて、まずは、文を、設問を、取り違えや読み間違いが無いように、しっかり正しく読むと言うことが、十分には出来ていません。今は、それが、一番大きな問題だと思っています。まず、正しく読むこと。で、次に、解答を根拠を持って見いだすまで、答えを決めることを我慢すること、その二つをテーマにやっていきます。

 7時15分からは、高二の古文です。
 Jは、用言については、すでに、かなりきちっと出来るようになっているので、完全チェックのプリントをとにかくどんどん進めて貰っています。ここまでは、いい感じで来ています。
 Aは、覚えるべきものがまだ十分に覚えられていなかったり、で、完全整理を時折みながら問題を解きつつ、慌てずしっかり身につけさせていこうと思っています。まずは、見て出来ること、そして、じょじょに内容が頭に入って、見ないで出来る、と成ってくれればいいですから。Aについて、感心していることの一つに、ノートの取り方、があります。きれいです。今は、復習することで、やったことを一つでも多く、しっかりと身につけてくれること、それが、暫くは一番大事なことです。
 Kは、完全チェックの問題、活用形がしっかり出来るように、問題をコツコツやって貰いました。2時間、コツコツ解いていましたが、その、コツコツが、大事です。コツコツ答えを出して行くうちに、無理なく徐々に身についてくれれば、と思っています。急がないように、じっくりやっていきましょう。




4月18日(木曜日)
 
4時30分から、Nの古文。今日は、単語、けっこう間違っていた。学校で、単語、見ていたらしいのですが、単語、こうすれば覚えられる、という自分の形ができるといいですね。まだ、3回ほど、繰り返してはやるので、それで、完璧にしたい。今日は、『伊勢物語』を7割越えていました。これは、この時期には、素晴らしい点数です。で、次の『徒然草』を解き、解説を始めた所で時間でした。
 
 7時15分からは、YとSの中学生の国語です。Y、漢字は、いきなりで30問書いて貰うかたちにしていますが、今日の漢字は難しかったようで、かなりの空欄があった。初回は、9割出来ていたから、難易度の差かな。知識もまた重要なので、徐々に、練習をして貰いつつ覚えていって貰うつもりです。文の並び替えは、まだまだですが、じっくりしっかり考えてやっているので、考え方、たどり方の要領が徐々に掴めてきたら、一気に進歩するだろうと思っています。
 文章問題は、説明文、けっこう時間はかかりましたが、すべての設問の解答を、自分で答えが出せたので、じっくりこのままやっていくつもりです。


 
Sは、学校の帰りに7時に到着しました。漢字、やはり今日のは難しかったのですね、かなり書けないものがありました。今、彼を見ていて、一番気になっているのが、答えを速く出したいという感覚が強すぎるということです。中学受験をした子によく見られる状況なのですが、とにかく時間内で最後までいけないことが何よりまずい、ということを繰り返し言われ、自分でもそう思って文章に向かってきているので、とにかく早く答えが欲しい、その気持ちが強すぎると、考えることが中途半端になりがちで、答えの根拠を見つける前に、何となく答えを書いてしまう、ということになってしまう。答えの根拠を見つけるまで考える、探す、その根気も力を付けるには欠かせません。しばらく、すぐには答えの見当がつかない問題を、必ず、何題か解かせることにするつもりです。



4月16日(火曜日)
 
3時30分から、Nの現代文です。漢字、珍しく2つ間違っていました。ですが、後は、語句、完璧に出来ていました。今日は、受ける大学についてあれこれ話してくれました。K大の文学部、小論を時間が無くて書けなかったにもかかわらず、今年受けた子が受かったという話とか、私としても有り難い情報をいくつかもらいました。彼の行っている学校の受験結果、なかなかなんですよね。ですから、学校の中でもきちっと結果を出しておく必要がある、改めてそう感じました。学校での、受験校の話に、K大というような話になるのも、高二の時点で、キチッと学校での順位を確保した結果ですものね。針路指導は、学校と予備校にお任せして、私は、いかに彼の文章を読む力、書く力を付けるか、を考えるだけです。文章の趣旨をまとめる、という問題も、そのうちに徐々に解いて貰いましょうね。文章は、柳田国男の何とも難解な文章の解説終了です。

 5時45分から中学生の国語です。男の子が金曜日に移りましたから、今日からこの時間は、Y、Mの二人の授業に成りました。Y、今日が誕生日だそうです。
 Y、漢字、かなり難しいので、意味を考え、話しつつ書いて貰いました。言葉の意味は、満点。しっかり覚えて来ています。言葉の並び替えは、すんなり解いたのですが、文の並び替えはかなり苦労していました。ですが、本当に、しっかり、よく考えます。漱石の『夢十夜』の五夜を読み、随筆文の設問を三つ解いて、今日は、時間になりました。
 M、今日、塾だったらしく、40分ほど遅れて来ました。言葉が出来ていなかったのは、そういう事情なので、仕方が無いかな。言葉の並び換え、文の並び換え、ともにとっても苦労しています。ある所で、ぴたっと進まなくなり、そのまま、という状態が、これで、3回目かな。ですが、問題毎に、ヒントはあげても、自分で、行き詰まりからの方向転換を図ることが出来るようになるまで、こちらも教えすぎないように、もう少し我慢しつつ見ていようと思っています。

7時30分からは、高校生の現代文です。
 Mは、漢字が2つ間違い。後は、語句、意味共によく出来ていました。文章問題は、どういう場所でも普遍的に成りたつ現代思想と特定の場所と結びつくことによって、はじめて意味がはっきりしてくる、場所とのつながりを切り離せない思想との対比を読み解くものでした。内容的に難しいことは、その通りなのですが、文章の内容と比べて、合わせて、選択肢を選ぶ感覚を、答えを出す必然を、解くという感覚をこのレベルの文を読みつつ摑んで欲しいと思っています。簡単なことではありませんが、何とかつかめそうな感じはあるので、このまま続けて行きつつ、もう少し、我慢です。
 高二のA、今日は、漢字出来ていませんでした。時間が無かったかな? でも、並び替えは、根拠を見つけるまで下手に結びつけずに我慢することがだいぶできるようになった来ています。ですから、時間はかかっても、出来ている確率は、かなり上がりました。そして、何より、文章問題に、本当にしっかりじっくり取り組んでいます。間違った問題も、自力で、しっかり全問○にした。取り組む姿勢がとてもいいです。
 高三のA、漢字、本当に珍しく2つ間違っていました。それでも、20問中2問ですから、間違い。その他の語句意味は、満点でしたね。語句と文の並び替えの問題を解く時の集中力と粘りには、いつも感心させられています。難易度、相当上がってません? と言いつつ、本当にきっちり考えていました。今日は、評論文が書かれる端緒について、評論と一般的なもの、常識との関係について、まずは、あれこれ説明しました。言葉の量がもう少し増えてくれたら、問題を解く力は一気に跳ね上がると思います。じっくりやっていきましょうね。




4月14日(日曜日)
 
Rの振り替え授業を、しばらく授業の前に入れていく積もりなので、来られる時には、3時から授業をやっていくように話してあったので、今日は、4時からの授業になりました。
 まずは、語句と並び替えを解いて貰い、そして、その上で、かなり難易度の高い文章を、問題と共に、読み、解き、そして、話す、ということを、この時間は、とにかく、じっくりとやっていくことにしています。
文章を読むのに、2時間かかりました。読み、設問を考え、Jの疑問点についてあれこれ、お互いに考えていく、その連続での2時間ですから、相当密度は濃いです。
 7時から、Tが加わっての古文です。今日で、単語の1回目が終了です。1回目11回に分けてあった単語を、次は、9回でやりますから、1回分の単語の数はその分増えますが、これを、更に、と繰り返していきます。後、2回は、最低でも繰り返しやっていくつもりです。
 今日の文章は、『伊勢物語』でした。ここの所の様子からは、本当に珍しく、Tが、内容を完全に読み間違っていました。間違った読みをする、原因、間違った思い込み、が、いくつか重なると、まったく違う内容に読めてしまうことがありますので、そういう意味では、本人が、そのことを確認出来たのは、とても良かった、本人も、そう思っているようでした。Rは、文法的には、もう、ほとんど間違わなくなっていますが、内容的には、まだまだ、なかなか高得点が取れていないのですが、その一番大きな原因は、なにより単語力ですから、その点、まだまだ時間は十分ありますから、余り心配はしていません。




4月13日(土曜日)
 
9時30分からTの古文です。ここのところずっと、助動詞の例文集をやっているのですが、その例文の、活用する言葉すべてについて、読んで貰って、質問、という形で、あらゆる活用する言葉を完全に身につけられるように、を先週から始めて、今週も例文集を進んで行くという授業です。「る」「らる」まできました。
 12時からは、高三のAの古文です。今日から、単語テストを始めましたが、きょうは、満点でした。一回の範囲が40個くらいありますから、満点を取るのは、そう簡単ではありませんから、本人の意識がしっかりしている証拠だと思います。先週解いた、『伊勢物語』の解説が終わって、今週は『大和物語』を読んで貰いました。授業をやりながら、「に」の識別、完了と断定の識別は、もう、しっかり覚えました。点数的にはまだまだ取れていませんが、いつ7割以上の得点が取れるか、楽しみにしてやっています。
 14時からは、J、N、Kの現代文です。J、今日は珍しく漢字語句を忘れていて、やっていなかった。で、早くに来て、時間まで覚えていたのですが、満足のいく点数にはなりませんでした。ということは、普段、それだけ、時間をかけてきちんと覚えて来ているということですね。改めて、こういう機会にそれが確認できてよかったです。僅かの時間で覚えられて、その代わり、覚えるのが速い分、忘れてしまうのも速い、そういう子もいますから。やらせている問題が、けっして易しいものでは無いですが、まだ、なかなか解く感覚、答えの感じ、が捕まえられないでいます。大学受験には、どうしても、この今取り組んで貰っている文章レベルのものを読んで、答えを作る、それが出来るようになってくれなくては、なので、説明を少し増やしていきつつ、このままやり続けていくつもりです。J、今日は、振り替え授業も合わせてやるので、4時間現代文に取り組んでもらいました。たどる、考える、と、解くが感覚として掴めるまで、もう少し、我慢です。

 
Nは、本来、我慢強く、じっくり考え続ける力を持っているのですが、それにしても、難しい並び替えの問題を、本当に、じっくり考えて答えを出していっています。並び換えが、ここしばらく、なかなか出来ない問題なので、時間はかかりつつですが、苦しんで考えることが、力を付けることですから、いまのまま取り組んでいってくれたらいいと思っています。漢字も間違いが一つでしたから、きちっとやっています。
 Kは、漢字が間違い、三つでした。三つ間違ってはいましたが、最初に、実力でやって貰った漢字の出来からすると、この結果は、本人、かなりきちっと練習した結果だろうと思います。こうやれば、覚えることはきっちりいける、そんな感覚が身につくまで、まずは、とにかくがむしゃらに覚えていきましょうね。そして、そのから、自分の形が作れると良いですね。今日は、文章も相当難しいものを敢えて読んで貰いました。来週、しっかり、解説しましょう。




4月12日(金曜日)
 
今日から中学生のMが、3時からということで話していたのですが、今日は、学校が遅かったようで、3時40分からの始まりになりました。漢字は、前回のものを予告なしに繰り返したので、仕方が無い所はあるのですが、だいたい6割くらいところでした。ここの所、時間はないようですね。まあ、また、繰り返しやりますから。文の並び換えは、初めの頃の様子とは全くちがってきています。最初のものが、一回目。二番目が3回目。いや~、なかなかですよこれ。説明文の読解は、なかなか答えを探し出せなくて、今日は
かなり時間を食ってしまいましたね。でも、そうして、考え続けていることが、何より大事なことですから。
来週から、4時から、ということにしました。

 5時からは、5年生、Tの国語。今日から、6年生のGと一緒なので、とっても楽しみです。Tは、一人ではない方が、お互いに刺激し敢えて絶対に良いと思うのです。今日は、いつもより、10分くらい遅かったので、どうしたの?と聞くと、電車を一本逃してしまったと言うことでした。
T、漢字は、完璧にやってきていました。残念ながら、一つ、覚え間違いをしていましたが、その一題だけです。間違いは。接続詞の問題はあっという間に解いて、並び換えに入ると、「できない」「わからない」とぐずりだし、こういう分からないのを見てると眠いんだよね、と言いつつ、結局、その通りに眠ってしまいました。ところが、いったん眠りながら、20分くらいで起きて、その後、並び替えを考え、文章問題をきちんと解いて帰りました。刺激、は大切ですね。
 5時15分にGが来ました。漢字は、30問をいきなりやって、今日は1問間違い。漢字力は本当にしっかりしています。これは、日々の積み重ねですから、この力は素晴らしいと思います。接続詞の問題は、最終的には全部出来ていましたが、けっこう手間取りました。文をきっちり読む、と言う習慣を付けていかないといけないですね。春講の文章問題、ほとんど出来ていませんでした。早く解きたいばっかりに、かなりいい加減に読む習慣がついています。とにかく早く答えを書きたい、早く終わらせたいその意識が凄く強くて、それゆえ、答えの根拠を取ることもそこそこに、ただ答えを書いている、今の読み方、答えの出し方では、全くダメです。問題をこなせば良い、という習慣を改めないと、点数にはなりません。まず、急ぎすぎない、いい加減に読まない、正しく読むことからです。




4月11日(木曜日)
 
4時30分から、Nの古文です。先週の最後に『蜻蛉日記』の続きを読んで考えてくるように宿題を出したのですが、さすがに『蜻蛉日記』は読めなかったようです。まあ、無理は無いです。ただ、今は、分からなくても読む。出来なくても、自分なりに考えてみる、それが大事なのです。今日は、『伊勢物語』を解いている途中で時間になったので、残りは宿題と言うことにしました。今週から、単語、ふたまわり目になりました。3回か4回はやろうと思っています。その都度、覚える努力をしてくれれば、実力として、身についてくれるでしょうから。

 
7時15分から、中学生の国語です。Sが、学校帰りに、重い荷物を持って7時に来ました。部活が終わって学校から直接塾に来ると、この時間になるそうです。早く来る文には、ちっとも構いません。先週といい、今週といい、共に手に読みかけの本を持って来ていました。これって、凄くいいことです。好きこそ、でしょうが、本を好きなことは、本当に素晴らしいですね。漢字、いきなりで、いくつかヒントをあげて、8割くらいの出来でした。全然悪くないですよ。言葉と文の並び換え、まだまだ、必然がたどれないのは、それは仕方が無いですからね。まだ、今日で二回目ですからね。文章問題は、しっかり答えを出していっています。
 Yは、今週の漢字は、かなり難しかったようで、ヒントなしで6割くらいでした。また、繰り返しましょうね。文章問題、空欄問題に間違いがいくつか見られた。この空欄問題、最初の問題の答えは、いきなりは決まらないものなのに、それを入れてしまうとだいたい間違ってしまう。空欄問題は、初めから入れるのでは無くて、自信のあるものから入れていって、選択肢の数を少なくしていくことでしか解けないものがある。まずは、その練習でした。並び替えの問題は、じっくり考えて答えを作っている。このまま、丁寧に考えることを厭わなければ、大丈夫ですよ。頑張りましょうね。




4月9日(火曜日)
 
今日は1時から、5年生のTの振り替え授業でした。前回の漢字に新たに15個加えて、まずは30個書いて貰いました。文章は、先週やりかけだった、「鉄の死」の問2から始めて、問6までいって時間になりました。漢字、先週の分は完璧になっていました。ちゃんとやってきています。結局、途中、20分くらい寝てしまいましたが、終わりに起きて、更に、1問、問題を解いて終わりました。寝た後に、復活して問題を解いてかえったのは、進歩ですよね。

 3時30分からNの現代文。高三の一学期が始まって、初めての授業。語句は、漢字の覚え間違いが一つ。キチッとやってきている。文の並び換えに、今日は、久しぶりに時間を要したかな。文章は、哲学についての文章、先週の文章の解説をして、今日は、柳田国男の文章をやって貰った。今日の読解は、ほぼ、全滅、柳田国男の文章は、とにかく嫌で、眠くて仕方が無い、とか。確かに、現代文と言っても、全く現在の文章と同じようには読めないから、一つ一つの表現にこだわりすぎるとかえって読めないことになってしまうから、難しいのは確かです。まったく、この手の文章には、慣れないからね。来週、その眠くなる文章の解説をキチッとやりましょう。
 5時45分からの中学生の授業、今週から、男の子のMが金曜日に時間変更したので、今日は女の子二人でした。まずは、先週の漢字をもう一回繰り返したのですが、Yは、先週、かなり書けない漢字があったのを、しっかり練習してきていました。今週繰り返すとは言っていないので、素晴らしいですね。意味の問題は、15問中13問正解。並び換えもメキメキ上達してきていて、文章の関係をしっかりたどって読めるようになってきている。文章問題もどんどん進めている。このままやっていってくれれば、と思っています。漱石の『夢十夜』第4夜、宿題にしました。
 中1のM、漢字半分ちょっとでした。言葉の意味も半分出来ていなかった。漢字・語句に対するこだわりを先月はかなり見せていたんだけど、今月になって、良い状態ではないですね。文の並び換えは、まだ、ほとんど要領が掴めないままに、かなり難易度が高くなっているので、なかなか手がつかない状態。ヒントはあげているんだけど、ヒントをうまく生かして答えを導く、ということまでも今は出来ていない状態なので、もう少し考えやすい問題をじっくりやっていくようにするしかないかな?と思っています。結局、並び換え、2個目は宿題にしました。後、『夢十夜』。

 7時30分からは、高校生の現代文です。Mが一番学年が下なので、大変なんだけど、漢字・語句、しっかりやってきていて、漢字を2つ間違っただけで、語句は、完璧でした。大変かな~?とは思いながら、でも、ここで上の学年の子たちと一緒にやった方が良いと判断したのは、正解だった様に思います。じっくりしっかり粘り強く問題を解いています。文章問題、何度も何度も読み返し、自力で答えの修正をして行きました。結果全部正解にたどり着きました。大学入試レベルの文章を解く感覚を捕まえられつつある、そんな状態だと思います。もう少し。
 AYは、4回目の授業です。漢字一問間違い。しっかり覚えて来ています。語句の問題、かなり微妙で区別しにくいものだったので、その違いについて説明をしました。文の並び替えは、4回目にして、格段の進歩をしています。本人は、ほとんどそんな意識は無いようですけど。とにかく、いい加減には答えを出さない、という姿勢がしっかりしているので、よく読みよく考えています。文章問題、理由を答える問題が出来ていませんでした。今は、設問をどう読み取り、どう考えていくかを丁寧に見ていくことを繰り返していき、考えるてだてを、徐々に手に入れていく、そういう段階です。
 AMは、ここのところ、ずっと、語句、完璧です。新学期になっての本人の、去年までとは違う、という意識が、毎回の語句のテストの結果にしっかり出ています。言葉と文の並び換えも、相当難しくなっているんだけど、よく考え。よく答えを導いています。文章問題は、ヒントを一つあげて、全問正解でした。文章をどうたどればいいかがだんだん分かってきているように思う。その結果が、もし、なかなかうまく出て来ないのなら、それは、彼女自身が、まだ、「解ける」と思って文章に向かっていない点が一番大きな原因だと思う。「解ける」という意識が辺り前についてきたら、それに伴って、一気に国語はできるようになって来ると思います。もう少しの辛抱かな?




4月7日(日曜日)
 
今日は、3時からAの昨日の分の古文の振り替え授業を行いました。『古今著聞集』をやって貰ったのですが、学校でやった文章ということで、簡単に答えを出せたので、予定よりかなり早く終わって、もう一つ、『伊勢物語』をやって貰いました。読んだことの無い文章は、まだまだ読めません。始めたばかりですから。今日で、三つ目の文章です。文章を読むために必要な、すべての事柄を大事に読んでいきます。例えば、今日の授業中に、すでに「に」の識別も、完了と断定の見分け、間違わなくなりました。そうして、できる出来るだけ無理なく力をつけていきたいと思っています。来週から、単語テストと前回の文章の復習テストを始めます。1回に単語40個ですから、けっして簡単にはいきません。
 4月から日曜日の5時にRの現代文、7時からRとTの古文ということに時間変更しました。Tが土曜日の夜が都合悪くなるというのが、時間変更の理由です。ところが、時間の連絡が徹底できていなくて、Rは、先週までの土曜日と同じ、5時半からと思っていたらしく、かなり遅れてきて、同じく、Tも、7時では無く、7時30分に来たので、結局、今週は終わりが9時30分を過ぎてしまいました。
 Rの現代文は、語句の問題に、私捜しの評論文のまずは、題名を付ける問題を解いて貰って、その時点でちょうど時間になりました。題名は、自信ないですけど、と手渡されたのですが、1回目で正解でした。さすがに、やるね。
 古文は、今週は、文章難易度の高い、『蜻蛉日記』を読んで貰いました。日記は、主語の省略を補って読まなければいけないので、物語文とは、そこだけでも読み方が違うのですが、『蜻蛉日記』の難しさは、主語の省略が、作者と夫と息子の三人について行われるということです。主語の書かれない三人の動作を読み分けなければならないのです。これは、かなり厄介です。ですから、ほとんどの受験生は、『蜻蛉日記』が出題された時点で、ほとんど読めない、ということになりがちです。その克服の1回目です。ですが、Rが、5割、Tは、いきなり7割取れていました。1回目で半分取れていてくれれば、十分ですから、二人とも、十分な点数だったと言えます。地力がありますね、二人とも。




4月6日(土曜日)
 
9時30分から、高一のTの古文です。今は、助動詞の例文集を一つ一つ読み、活用するすべての言葉についての説明を順番にやって貰っています。用言と助動詞、すべての言葉の説明が出来るようになる、それが今のテーマです。完了の助動詞からスタートだったのですが、今日は、Tには珍しく宿題をやってきていました。宿題があったことをちゃんと覚えていて、かつしっかりやって来ていることは、今までそんなに多くはないので、今日は、さすがに高校生に成って変わってきたかな、そう思える様子でした。この調子でいきましょう。

 12時から、高二のNの振り替え授業でした。語句⑫の並び替えが解けずに、結局、2時間費やしてしまいました。でも、本人が諦めずに考えている以上、その前向きに悩んでいる時間が力をつけていくことだから、必要以上のヒントは出しません。もともとじっくり考えられる子ですから。
 今日は、記号問題だけでは無く、記述式の問題がいくつか入っている問題でした。文を書かされると、語彙力の不足がしっかり露呈してしまっていました。まあ、その為に、毎週言葉の意味を覚えて貰ってはいるのですが、自分でも、ふだん、何らかの思いを文にして書く事の重要性を改めて認識してくれると良いですね。
文章は、14時からの2時間で、3題解きました。記号問題の正答率は、かなり高くなっていますが、今日の問題では、最後の随筆の、原因を探る問題、解き方が全く出来ていませんでした。文に書いてある状況から、どれが原因としてふさわしいかを、自分で判断するのではなくて、作者がどれが原因だと行っているかを読み取る、その感覚のずれが、正解を導けない理由でした。ですが、文中から見つけることが、難しいものではああるんですが、もちろん。はっきりと、これが原因だと書かれているわけでは無いですからね。でも、出来ない問題にぶつかること、そこから自分なりの手応えを得ること、大事なのはそれですから。
 6日、今日は、夜から春の嵐という天気予報なので、Jは、いつもの時間よりも2時間早く、12時に来ました。語句は、完璧。自分の中に、何か、期するものがある、そんな秘めた思いは、こういう風に、しっかり語句を覚えてきて間違えなくなった、そういう具体的な行為となって表れてくれるので、高二になった、Jに期待しましょう。J、文の並び換え、まだまだ、です。つながりをとらえるポイントがまだ見出せないままのようです。教えられるのでは無く、自分でポイントをつかむ、ということが出来てほしいので、極力ヒントはあげないままです。国語の問題は、文章と選択肢を比べて、同じものを選ぶ、というのがまだ完全には身についていません。でも、その感覚を自分の感覚としてつかまなければいけないのだから、頑張れ、ですね、今は。
 今日からスタートのKの現代文、2時からでした。語句、予告なしに漢字を20題書いて貰いました。出来ていたのは、3分の1位でした。来週から、毎回漢字30個と反対語10個と言葉の意味15個、これを毎週続けていきます。毎回こつこつ積み上げて、語彙を増やしていってくれれば、と思います。言葉の結びつき、文の並びかえ、少しずつ、文をたどるポイントを身につけていってくれれば、と思います。文章は、1回目、日本語について書かれた、言語論を読んで貰いました。分かることをまずは増やしていきたいですね。そのために、内容について、知っておきたい知識も徐々に身につけていってもらおうと思っています。
 同じく2時から、Sの久しぶりの現代文でした。久しぶりなので、漢字は出来ていたのですが、言葉の問題は、覚えてくるのを忘れてしまったようです。初めて、出来が良くなかったですね。文の並び替えには、かなり苦労しています。でも、これをじっくりじっくりやっていきます。前回の授業の時には、まだ、それほどの数には成っていなかった蘭の花が、今日は、もう、かなり咲いてきていました。かわいい、そう言って見てくれました。
 4時からそのSの古文のはずだったのですが、夜、嵐になるという天気予報が出ていたので、今日は、4時で授業を終わりにして、嵐になる前に、確実に、家に着くようにしました。古文の振り替えは、また、後日にしましょう。




4月5日(金曜日)
 
今日は5時から、3人の授業でした。ですが、Tは、今日は、お休みで、GとJの二人の授業だったのですが、全く別のものを、それぞれやらせていきつつ、交互に見るという形で授業を進めました。Gは、漢字力、語彙力は本当に素晴らしいです。おそらく、6年生では本当にトップクラスだと思います。ですが、速くとか無ければ、速く読まなければ、という意識をたぶんこれまでの塾での授業で強いられてきた為だろうと思うのですが、読み方見方が本当に乱雑です。その為に、読み間違いがとっても多い。設問を読むときにもそれは言えるので、解ける問題を落とす一因はそこにあると思われる。で、今は、何よりも、正しく読めるスピードで文章をたどるようになるように、とにかく音読させつつの修正をしています。まず、これを丁寧に繰り返すこと、それが、Gが、国語を解けるようになる第一歩です。国語が点数になっていないのは、解く力、考える力が劣っていて、ということではありません。
 
Jの漢字は、前回と同じものだったのですが、復習やる時間が取れなかったんですよね。漢字も語句も、繰り返しですから、繰り返しながら、辞書で引きながら、徐々に身につけていきましょうね。スピードはあります。考える速度も相当速いと思います。ですから、後は、解く感覚を身につけること、ですが、その感覚が少し掴めて来つつある、今、そんな状態です。自分が考えていることと求められていることが違っている、そのずれの修正をしなければならないのですが、それが感覚的に少し掴めてきたところ、という状況です。今日は、辞書引き、1勝1敗、珍しく引き分けでした。

 
7時15分からは、今日からスタートの高二の古文でした。Jがお休みだったので、今日は、AとK二人でのスタートになりました。Aは、現文の授業を3回これまでに受けていますが、Kは、今日が初めての授業でした。高二の古文は、とにかく、一から一つ一つ出来るようにして行く。それに尽きますから、慌てず、じっくりやっていきます。ですが、目標は、二人にも話したんですが、高二の最後には、マーチの古文が、8割取れる、という所まで行く、です。じっくり、一つ一つ、理解して、覚えて、使えるようにして行く、その為の演習を重ねる。完全チェックのプリントはその為のものですからね。頑張っていきましょう。必ず、古文は点数が取れるようになりますから。



4月4日(木曜日)
 
4時30分からNの古文でした。今日で、古文単語が、1回目終了しました。452個の単語と、熟語、合わせて480位ある単語の1回目が終了です。繰り返し、後、3回くらいやれそうですね。繰り返す中で、完全にしていってくれたら、と思っています。単語力がなければ、文章は読めるはずはないですからね。
 さて、文章、今日は、何と、『蜻蛉日記』。何と、というのは、文章の難易度が、『蜻蛉日記』は、大学受験のほぼ最高峰だからです。それは、言い換えると、二年生の間に、ここまで来たということです。難しいのはもちろんです。チンプンカンプンで、普通です。しかも、古い立教の問題ですから、訳の設問の答えが作れない、なかなか点数にはならない問題です。
 『蜻蛉日記』は難解でも、身につければ読み取れるようになる、読み方があります。今後も何度か『蜻蛉日記』はやりますから、その間に、何とか読み方を習得していきましょうね。


 
7時15分からは、中学生、YとSの国語でした。いきなり、力試しに、漢字を30個書いて貰いました。で、抽象化、具体化、の問題をやって貰いました。Yは漢字9割、ヒントなしで書きました。言葉の並び換え、文の並び換え、と進んで行きましたが、Y、じっくりよく考えていました。いくつかヒントを与えつつ、全部をやり遂げました。漱石『夢十夜』の第一夜を私を入れて3人で交互に読んで、その読みを、6回、宿題にしました。そして、その後、文章問題に取りかかりました。丁寧に見つつ、やっていきますね。問七までの残りを宿題にしました。
 Sは、漢字、2、3、ヒントはあげましたが、それにしても、30問中28問正解。これって、なかなかですよね。並び替えの問題も、徐々に要領がつかめたらしく、次第に難易度が上がっているにもかかわらず、下書きをしつつ、解いていくスピードがどんどん速くなっていきました。文章問題も、時間内で全部解ききった。ヒントをぽつりと言っただけで、それに反応して、答えしっかり導きました。この調子で、国語、面白くなれば良いね。今日は、本当に、集中して解いていた、その集中力が素晴らしいと思いました。
 ちなみに、二人は、今日が初めての授業でした。2時間集中して、本当に良くやりました。




二〇一三年度の始まりです。
4月2日(火曜日)
 
今日から新年度、新しい一年がスタートです。今年の受験生は、今現在5人です。まずは、一年後に、みんなが、それぞれ思い通りの受験結果を得られていることを祈って、一年のスタートを切りました。
 3時30分から、Nの現代文でした。漢字・語句、文句なし。並び換えも、いくつか確認はしながら、でも、言葉の並びかえも、文の並び換えも、三つとも、1回で正解を導きました。初の快挙です。
 文章は、哲学について書かれたもの。こちらのミスで、渡していたプリントの問一番が、出来ない問題になってしまっていたので、これは、もう、ごめんなさいでした、謝りました。
文章は、相当、難解です。接続詞さえもが、なかなか入りにくい。そんな文章の設問でのミスはいけません。でも、文章の半分くらいまでは、中身取れたと思います。そう言っていました。それなら、なかなかだと思います。来週、丁寧に解説しましょうね。


 
5時45分から3人の国語です。Yと男の子のMは、時間通りに来て、漢字に取りかかりました。30問。なかなか難しいので、ヒントを出しつつ、二人とも全部書き上げました。女の子のMが今日は、遅れてきました。で、すぐに漢字に取りかかりましたが、ヒントがいくつか必要で、ヒントを出しつつ書き上げて生きました。何が書けて、何が書けないのかを区別することと、覚えるのに、できるだけ無理なく、どう印象づけるか、の一つの具体策として、ヒントから考える、という試みをしています。考えること、そして、それを楽しくできること。この楽しく、が大事ですから。
 文の並び換えは、全部で12個の文の並び換えでした。先に来た二人は、場面を二つに分けて整理しようね。というヒントを与えただけで、しっかり時間を追いつつ、12個の文を正しく並び換えました。よく、考えましたね。素晴らしい。文章は、「幸福論」についての評論文を読みました。Yが、時間内で、問七番までの答えを出しましたから、宿題はそこまでとしました。


 
7時30分から、高校生の現代文でした。Mは漢字三つ間違いでしたが、対義語・語句の意味は、全部出来ていました。ここの所、ちょっと、漢字の出来が良くなかったので、ちょっと気になっていたのですが、これなら大丈夫。安心しました。文の並び換えも比較的スムーズに行って、「日本美」についての文章をじっくり読んでいきつつ、すべての正解を、結果自力で導きました。間違った答えと、合っている解答、どう選べば正解になるのか、その感覚を徐々に作っていきたいと思っています。何がいけなかったのか、はかなり分かってきているので、もう一歩です。もう一歩進めれば、今より、解く力がぐんと一段大きく上がりますから。
 高二のAは、今日が3回目の現代文でした。3回目にして、語句はしっかり出来ていました。毎回の暗記をどうこなしていけば良いのかという、自分なりの取り組みが、このまま出来てくれれば、と思います。文の並び換えは、まだ、相当苦労しているんですが、苦労して考えるのは、本当にいいことですからね。それが力になりますからね。頑張れ。
 高三のAは、語句、完璧でした。高三になって、こんな所では点数を落とせない、その自覚が、出来ているのだと思います。とっても大事なことですが、なかなか、身につかないことでもあります。やったことを間違えなくなれば、受験は、もちろん、それで大丈夫です。一年間、こつこつ積み上げていこうね。その始まりの1回でした。文章問題も、自力できっちり答えを導きました。一番最初に見たときとは、文章に対する姿勢が違ってきています。これは、とても大きな進歩です。






3月27日(水曜日)
 
今日は5時からMの振り替えでした。久しぶりに、一人の授業だったので、ここの所のことをまず、聞いてみました。実は、ここのと、ころ一緒にやっているのは、彼女よりも上の学年の子たちですから。しんどいかな? とちょっと気になっていたのですが、少し早くはあるのですが、でも、これが大学受験レベルですから、このレベルのものをできるだけ読んで考えたい、と考えていたのです。それから、高校二年生になるまでに、できたら、自分の志望を決めたい、ということも話しました。目標を持つのは、何より大事なことですから。漢字・語句、頑張っていこうね。



3月26日(火曜日)
 
3時30分からNの現代文でした。漢字・語句は完璧でした。並び換えがここのところスムーズにいくこともあって、今日は、文章を二つやることができました。今日は、その中で、空欄問題をどうやって見つけ、特定するか、をやりました。必然をたどる、なんですよね。いかに注意深く比較できるかにかかっています。
 5時45分から三人の国語でした。長文の記述問題をじっくり解く、というのが今日のテーマでしたから、とにかくじっくり、まず、設問の条件を満たす文章を特定出来るかのチェックしました。何を使うか、が特定出来なければ、答えになりませんから。で、見つけたら、それを設問の内容に従って答えの形にして行く。じっくり、その練習です。三人とも、とても我慢強く答えに近づいていきました。
 7時30分からは、M、A、K、の三人の現代文でした。三人のやっている語句は、違うものですが、Mの漢字が今日は余り出来ていませんでしたね。地道な努力だけど、頑張って覚えていこうね。Aは、漢字・語句、全部で、漢字三つ間違い。文章の並び替えは、本当によく考えている。それが、絶対に生きてくるからね。Kは、今日が二回目です。徐々に自分の覚える感覚がつかめてくれるといいね。
 文章は、内容がかなり取りにくい文章を読んで貰いました。三人とも出来は良くなかったですが、今、出来ていないことは、問題では無いですからね。出来ない問題を見つけて、それをどう考えていくか、が問題なのですからね。考える鍵探し、です。三人、それぞれ、しっかり悩んでいますから。ここからスタートですからね。




3月23日(土曜日)
 
9時30分からTの古文でした。先週の宿題からだったんですけど、問18の問題を取り間違っていたので、もう1回やり直させて、そして、今週も、何をやらなければいけないのか、を、丁寧に話しました。毎週毎週、意識が、少しでも変わってきてくれていることを、楽しみにしていますからね。形容詞のプリントを新たにやって、問6~15を宿題にしました。

 12時から、Aの古文でした。助動詞の続きをやってもらって、答え合わせ、で、間違った所のチェック、で、推量の助動詞も一通り終わりました。で、いよいよ来週から、文章を読み始めることにしました。4月になる前に、文章にたどり着けて良かったね。さて、来週からが楽しみです。

 
 14時からNとJの国語、現代文でした。N、今日は、語句が出来ていないというので、急遽その場で見させて、そしてスタートでした。語句覚えるのはかなり早かったね。早くに覚えられるのは、一つの武器だね。今日は、並び換えが難しくて、久々に、かなり悩みましたね。いいことです。で、今日の文章、内容の読み取りに、かなり苦しんでましたね。答えになる部分にちゃんと線が入っているのに、それを答えに出来ていないのは、残念でした。でも、今は、考え方を身につけることが大事だからね。
 同じく14時からJの国語、でした。漢字・語句は、漢字のミスが二つだけ。後は、完璧に出来ていました。いつもながら、ちゃんとやってるね。今日は、ここの所と少し違って、並び替えがかなりスムーズにいきましたね。文章問題は、できていないものを、どう考えるか、をやりました。答えを出すのに困ったときに、どう考えるかの、スタートはできていて、探すところまではいっているのですが、その後の、どこから、と、何をの判断のところで正解になってないので、合わせることと較べることが、さらに正確にならないと、なんだね。それと、もう少し、欲が出てくれると良いんだけどね。


 
Rの現代文、今日は、18時からスタートになりました。久しぶりの現代文でした。漢字・語句は、覚えて来ていなかったにもかかわらず、語句の意味は、満点でした。これは、さすがだね。今日は、今までよりもかなり長い評論文を読みました。問題を解くことも必要ではあるけれども、その前に、全体をどうとらえるか、が、Rにとっての何よりの課題なので、まず、文章の題名を書かせる問題だけやってもらって、後は、一緒に読んでいきながら、設問を一緒に考えていくという手順にしました。しばらく、この方法でやっていくつもりです。

 19時30分から、TとRの古文でした。単語は⑧、文章は『宇治拾遺物語』。Rがイマイチの点数だったのは、単語力の不足によるところが大きいですね。二人とも、文法的には、ほとんど問題ないです。
 Tは、8割以上しっかり取れていました。43点でしたっけ? このレベルなら、ほぼ問題はなさそうですね。




3月22日(金曜日)
 
今日は1時から、Sの現代文、昨日に続いてやりました。漢字・語句は、昨日の今日なのに完璧でした。本当に素晴らしい。で、今日は、文章の並び替えが、昨日とは全くちがって、かなりスムーズにいきました。おかげで、文章が、今日は二つ読めました。二つ目の自然について書いた文章が、訳が分からない表現が結論部分にあって、だから、どう読めば良いのか?、という文章だったんですよね。だから、昨日に続いて、分からない文章をどう読み、どう考えるか、がテーマのひとつでした。今日は、漱石の文章を読みの宿題にしました。
 で、続いて古文。活用の種類の問題、終止形、連体形、已然形、規則性、活用形の見分け方の説明までやりました。で、井元式、覚えてくるのを宿題にしました。4月までにしっかり覚えて来てね。

 5時からは、Tの国語でした。漢字30題。今回分は完璧に出来ていたんですけど、先週分が二つ間違ってました。でも、二問間違いは、いい点数だよね。
 宿題として読みを出していた、文章の問二番、その性質について書いてある内容を九〇字以内にまとめなさい、という問題で、まず、性質について書いてある部分に線を引きなさい、と言って、線を引かせて、そこまでは、しっかり出来ていたんですけど、どうつないだら良いか分からない、といっているうちに、完全に目が開かなくなっちゃいましたね。結果、今日は、問一番の答え合わせだけできた、ということで終了になりました。先週とは反対に、今週は、とっても残念でした。




3月21日(木曜日)
 
12時からSの現代文をやりました。漢字・語句は完璧でした。素晴らしい。文章の並び換えにけっこう手間取りましたね。でも、今日が、二回目ですから。文章を読む力はかなりある、というのは、これまでに、かなり知識は勉強しているので、分かることがかなり多い。だから、内容的に読み取れる文がけっこうある、ということなんだね。でも、これは、大事なことです。分かることを増やしていくことが勉強なのだから。でも、分からないものをどう読んでいくか、ということについては、これから、なんだよね。じっくりその両方の力を伸ばしていきましょう。楽しみです。今日は、読めない内容の文をどう考えるか、を一回目、やりました。
 14じから、実際には、14時30分から、に成ったんですけど、古文をやりました。動詞の活用の種類の見分け方を説明しました。で、変格活用を明日までに覚えてくることが宿題、ということにしました。


 
16時30分からは、Nの古文です。単語、今日4つ間違いでしたね。何とか、完璧にしたいですね。さあ、どういう工夫をすれば良いかな? 自分なりにやり方を見つけられると良いね。『宇治拾遺物語』50点満点の38点。後、一問だね。でも、十分いい点数だけどね。

 19時30分からは、Jの国語。漢字二回分の復習問題。漢字は8割でした。で、熟語の2回目。熟語は、完璧でした。今回は先に『灰色の月』を一緒に読んで5回読みを宿題にしました。文章の記述問題も、2回目には良い答えができるので、とにかくこの手の問題をじっくりやっていくつもりです。今回、辞書をひくのは、1勝3敗1分け、でした。全然勝ってないよね。




3月19日(火曜日)
 
午後3時30分から、Nの現代文でした。漢字・語句、漢字にミスがあったけれど、語句は完璧でした。並び替えは、今日はまあまあの出来でしたね。日本語についての文章題、間違い二つ。久しぶりに、漱石の小説の読みを宿題にしました。漱石、しばらくぶりだよね。
 5時45分からYとMとM。男の子のMが、今日は遅れてきました。珍しいことだし、心なしかいつもより元気が無い気がして、ちょっと気になりましたが、机についたら、カリカリやっていました。Yの文章をたどる力が、かなりついてきています。男の子のMも、もともと粘り強く考えてはいたんですけど、それが、少しずつ実を結んできているようです。並び替えの問題を、かなり自分でたどれるようになってきました。女の子のMは、まだ、3回目ですからね。なかなか、並び替えはうまく行かないです。でも、それは仕方が無いですね。じっくりしっかりやっていきましょう。でも、書けなかった漢字、分からない語句を、教えて貰ったのでは覚えないからと、自分から辞書をどんどんひいていくのには、感心しました。その姿勢、素晴らしいですよ。絶対、この姿勢が生きますよ、いつか。Yにも、良い刺激になっているようです。
 7時30分からは、今までのM、A、の二人に、今日から、Kが加わりました。Kは、今日が初めての授業でした。Aの漢字語句は、漢字に三つミスがありましたね。並び換え、一つ目が、一発で終わりだったのは、素晴らしかった。二つ目も二回目だったのは、本当に凄い。M、珍しく漢字語句の出来が良くなかったね。時間が無かったのかな? 並び替えは、相当難しい問題を、時間をかけてじっくりやって貰いました。Kは、漢字語句一回目だから、ぶっつけでした。漢字力、語彙力は、けっこう弱いです。ですが、今日からスタートですから、ぜんぜん問題はありません。じっくりやっていきましょう。K、ノートの取り方がいいし、板書していないものに対しても、知らない情報に対しては、しっかり反応しているのは、とっても素晴らしい。文章は、三人同じものを解いてもらいました。学年が一番下のMには、ちょっと辛い内容かな?とは思いつつ、これが、入試レベルだから、苦しみは意味のあることだから、頑張ってね。Aには、50字以内で説明する問題の考え方、答え方を伝えました。二回目に出した答えで、既に正解になっていましたね。後、気持ちが見えないときの考え方を伝えました。Kの文章読解力は、なかなかです。我慢強く読み返し考えている姿勢が本当に良いです。力、じょじょにつけていきましょうね。




3月18日(月曜日)
 
6時からRの古文の振り替えをやりました。古文単語、覚えてもその場だけですぐ忘れてしまうんですけど、どうしたらいいですか? 友達が語呂合わせでやれば、って言っていたんですけど、どうですか? と質問されました。私は、語呂合わせ、労力の割に実りが少ないように思えるので、勧めないんです。では、どうしたらいいのか、私は、例えば、秀に1回、時間を1時間なら1時遺憾と切って、その時間で、例えば80個覚えよう、というふうにしてやって、時間が来たら終わり。それを繰り返していって、1回終わったら、次は、120個覚えようとする、というふうにやることを提案しました。特に、Rは、理系なのだから、古文単語に時間を取っていられないですからね、そんなに多くは。
今日の文章は、説話だったんですけど、7割出来てましたね。もうちょいですね。8割いくようになったら、出来てきたと思って良いと思うよ。




3月16日(土曜日)
 
9時30分から、Tの古文でした。先週、ホームステイに行っていてお休み、だったのですが、嬉しいことにお土産を持って来てくれました。ありがとう。でも、最後の試験、悪かったんだよね。で、今のままの取り組み方ではだめなので、具体的にどうしていくべきかを話しました。何よりも、ノート作りをキチッとやるように話しました。今までやってきたものの復習を春休みの間にやって、新学期に備えようということを話しました。慌てず、でも、毎週、少しでも意識が変わってくれていることを願って、変化を楽しみに待つことにしましょう。
 12時からAの国語です。漢字語句、覚え間違いが二つありましたが、意識的にキチッと勉強出来ています。それから、並び替えは、本当にきちっと考えているよね。だから、進歩はめざましいものがあります。文章問題も今日は、2題やれました。今のペースでしっかり続けていきましょうね。
 14時からはJの国語でした。Nは、今日は、体調が悪くてお休みでした。J、漢字・語句はきちっとやってきています。ですが、並び替えの問題でかなり時間がかかりました。まとまりとつながりが、まだ、なかなか整理できない状態です。ただ、我慢強く考えてはいるので、それが、形になって見えるようになってくれるのを、いつかいつかと楽しみに待っています。やっていることがある結果に結びつくまでの時間も過程も一人一人違うものです。やるべきことをきちんとやっていれば、その結果は、いつか形になって出て来るものです。
 17時30分からのRは、お休みでした。で、月曜日に振り替えをやることになりました。
 19時30分からは、Tの古文です。4月から土曜の夜がダメになりそう、ということなので、どうするか検討しておくことにしました。今日は、説話を、8割越えていました。マーチを今の時期に8割越えることが出来ていれば、良い状態です。




3月15日(金曜日)
 
今日は、1時から、今度高一のSの初めての授業でした。まずは、現代文から始めて、これに2時間20分かかってしまいましたので、その後、10分休んで、古文をその後、90分、計4時間の授業でした。
 いきなり漢字を20題書いて貰ったのですが、本当によく出来ていました。来週からテストする言葉のプリントを渡し、来週の漢字、反対語の分からない言葉を尋ねて、と言っても、ほとんど無かったんですけど、そして、言葉の並び換え、文の並び換え、と進んで行きました。文の並び替えは、初めてですから、さすがに苦戦してましたね。文の並び替えは、つながりとまとまりをいかに見つけて整理していけるか、なんですが、その要領が分かるまで、なかなか難しいです。
 文章問題は、外山滋比古の文章を解いて貰ったのですが、なんと、最後の題名を選ぶ問題以外は、全問正解。よく出来ていました。彼女には、どういう文章が、読みにくくて、どういう問題につまずくのか。どういう問題の解き方が習得できていないのか、時間はじっくりありますから、様々な文章問題を通して、きっちり探っていきましょうね。
 古文は、一からのスタートです。ですから、ひらがなの読み方かた始めました。50音。そして、動詞の行と段。ア行、ヤ行、ワ行の見分け。動詞の活用の種類の整理。動詞の終止形の作り方。宿題は、今日やったことの復習をやることと、ラ変の活用を言えるようにすること、の二つでした。
 説明を聞く姿勢、ノートの取り方、とっても良いです。これが、何よりの基本だし、何より重要な点です。

 5時からは、Tの国語でした。漢字15題、予告してなかったんだね。ごめんなさい。
 今日は、今までで一番集中して取り組みました。本当に、素晴らしかったです。まず、漢字。完璧に覚えて来てました。全問正解。接続詞の問題も、完璧でした。並び替えは、相当難易度が高いと思っていたのですが、スムーズに解いていきました。集中した時の力は本当に素晴らしいです。今日は、本当に、見事に一つ一つ取り組み、解いていってくれました。本当に、しっかりやっていました。で、室生犀星の随筆の読みを宿題にしました。

 7時15分からは、Gの二回目の国語でした。漢字、いきなりの問題を8割。四字熟語は全問正解。語句の一回目のテストは、15問、全問正解でした。先週、小説も一緒に解いてきていて、○を付けて返したので、終わったと勘違いしたのか、今日は、そのプリントを忘れていたので、もう一度、コピーして、設問、全部の答えを出していきました。
 一緒に読んでいくと、解くのに少し時間がかかったのは、2問だけで、後は、スムーズに答えに行き着きました。ほとんと問題なく解けていたこの感じで、はたして自分で最初に解くときに解けるのか、それと、これを解くのに時間がどれくらいかかるか、今、さしあたりの問題は、この二点ですね。
 さらに、今日、45字の説明問題をどう解いたらいいのか、をやりました。さて、次の文を解くのに、これが生かせるか、楽しみですね。




3月14日(木曜日)
 
今日は火曜日と同じように、Nの古文の振り替え授業も一緒にやるので、2時30分から授業を始めました。まずは、先週頼まれていた、東進のセンター模試の古文の解説です。間違った問題は、何が問われ、何を習得すれば良いのか、を一つ一つ説明していきました。文法問題は、間違ってはいけない問題ですが、それ以外は、これからのいい課題になったのでは? と思います。
 単語は今日は⑧、なかなか、単語、覚えられないみたいです。機会を何度も作りますから、その都度、覚える努力を重ねていきましょうね。
 文章は、学習院大の問題、『古本説話集』を24分かかって解きました。で、50点満点で、41点。8割いけばOKです。十分合格点ですからね。高二の今の時点で、この点数は、立派です。マーチの古文は、満点狙いたいですからね。常々、私は高三の生徒には、そう言っています。

 7時30分からは、Jの国語でした。漢字検定5級合格したそうです。200点満点で、197点だったそうです。立派ですね。いきなりの30問の漢字は、今日は、余り出来が良くなかったですね。でも、それは、問題が難しいから、もちろん、そうですけどね。熟語は、今日は、15問中15問正解、完璧でした。よく覚えましたね。文章問題の、理由を書かせる記述問題も、なかなか良い答えが出ていました。でも、さらに、じっくり、深く考えることができるように、その為のいい素材を考えていかなければ、と思っています。これは、私の課題ですね。今日は、辞書をひく競争、私の完敗でしたね。1勝5敗でしたっけね?

 7時30分から、今日は、高二のAの古文の振り替え授業を行いました。前回からの続きの助動詞例文集を、かりかり解いて進める、で、時折、私が覗いて、間違っている部分のチェック、その繰り返しの2時間でした。前回、古文は好きじゃないから、助動詞の意味も、なかなか覚えられない、って言ってましたね。何が出来ていないのか、それが分かることが、スタートですから、認識できていたら、その時点で、すでに第二段階ですから。慌てず、でも、しっかり、繰り返しつつ、やっていきましょう。例文集が終わったら、文章を読み始めましょうね。
 



3月12日(火曜日)
 
今週は、Nの試験期間のお休みの分の授業の振り替えをやりました。もう、学校はお休みなので、いつもより2時間早く1時30分から現代文をやりました。
 漢字、語句、並び換え、いつものように進めていきました。並び換えがかなり難しく、二つ目が思った以上に解くのに時間がかかりました。そして、文章問題2題。二題目は、加藤周一のかなり難解な文学論だったのですが、どうかな~というこちらの心配をよそに、思った以上に答えが出てせているので、私は、「よし」と一人心の中で思っていました。もちろん、目標の学校を考えたら、まだまだですが、でも、このレベルのものが、ある程度こたえになってこそのその次の段階ですから。このレベルのものに対処出来るようになってきたのは私も嬉しいですよ。
 先週、今日から15分早めて貰うようにお願いしていたので、今日から5時45分に、3人、M、Y、Mの国語をスタートしました。
いきなりの漢字30題。ヒントと意味について、解かせつつ、あれこれ話しつつ、ですが、男の子のMは、25問。女の子のMが24問。Yが23問でした。でもね、この問題で20問いけてたら、全然悪い点では無いですからね。宿題の並び替えは、男の子のMとYは、完璧に出来ていました。二人は、けっこう解いてきてるから、それが、確かに、力になってきているようです。
 ですが、女の子のMは、まだ、今日が2回目で、この手の問題に慣れないのもあって、並び換え、なかなか難しいようです。でも、彼女、漢字の間違ったものは、意味と共に辞書を自分でひいて確かめる、ということを、私は何も言ってないのに、自発的にやっています。教えて貰ったら覚えないから、そう言って自分で調べています。この姿勢、素晴らしいです。
 今週は「こころの座標軸」、新たに加えた設問を三人ともきちっと答えを出して、そして、残りの問題を解いて行きつつ、解説しました。なかなかしっかり解けていますよ、三人とも。
 で、今日は、新たな文章を宿題にしました。問1~問3。
 7時30分から、MとAの二人。それぞれが試験期間だったので、Mの国語の語句も文章も、そして、Aの古文も、しばらくぶりという感じでした。Mの語句は、並び替えが相当難しかったのですが、相当しっかり答えを出せていました。文章問題、内容一致については正解が出せていたのですが、接続詞の問題が、逆説の「しかし」以外の問題が出来ていませんでしたね。接続詞、言葉によっては、使い方が習得できていないものが、まだあるので、そこの所にも、今後もしっかり注意を払って、見ていきます。でも、今から、読んでいるのは、高校生用に大学受験を前提に作られた問題なのですから、難しいのは、当然ですよね。でも、レベルを下げてやるつもりはは、全くないので、今のまま、頑張って挑んでいきましょうね。
 Aの古文は、助動詞まで、一通り問題をやって答え合わせまで出来ましたので、新たに、もう一度、助動詞、助動詞の例文集の設問に取りかかりました。とにかく、かりかり問題をやり、答え合わせをし、疑問点があったら聞いて貰って、また、解いた問題で間違ったものについては、一通り、全部私が見て、何故違うかを説明、という形で、どんどん問題を進めています。Aには、今日、来週から、土曜日の現文と火曜日の古文の時間を入れ替えて貰うようにお願いしました。来週から、新たに一人加わって、火曜日、7時30分からの現文、3人に成ります。




3月9日(土曜日)
 
今日は、午前中の授業が、お休みでした。
 12時からは、高二のAの現代文。語句は、漢字の間違いが、いくつかありましたが、反対語、熟語ともに完璧に覚えていました。そして、ここのところ感じているのが、言葉と文の並び換え、本当に正確に解けるようになってきました。解くスピードも以前とは格段の差です。
 今日の文章題では、40字以内で答えなさい、という説明をどういうふうに解くか、その解き方を説明しました。二つ目の文章で、まだまだ語彙力が足りないのが確認出来ました。でも、これは、毎回、しっかり課題を覚えて来ていますから、徐々に解消していく問題です。主語の取り違いによる記号の間違い、は、残念でした。でも、最後の問の、60字以内で説明しなさい、という問題は、なかなか良い答えが書けていましたよ。それから、学校の学年末テストの現代文、平均点を超えたそうです。よかったね。
 2時からは、高一のNの現代文でした。先週、帰るときに、来週は学校の試験範囲の評論をやってもらえますか?ということだったので、教科書をファックスして下さいね、そうしたら見ておきますから。来週は、その説明をしましょう。ということになっていたのですが、なかなかファックスが送られてきません。やんないのかな?と思っていたら、今日の午前中にファックスが入りました。評論文、一つは、幸田文、もう一つは、ミロのビーナスの失われた腕の話。一通り読みつつ、内容について考えられることを一緒に考えていく、という授業を2時間やりました。で、何とか2時間で二つ読み終えました。試験、点数が取れると良いんですけど、さて、どうでしょう?
 高一のJから、今日は、いつもの時間より遅くなるという連絡が入っていたので、いつもより1時間ちょっと遅れて始めました。でも、おかげでNの試験対策が、キチッとできたので、ちょうどありがたかったんです。J、覚えてくるべきものは、本当に、しっかり覚えて来ています。漢字、反対語、熟語、全部合わせて、間違いは、1つだけでした。ですが、文章問題が出来が悪かったので、全体のつながりの中で答えを見いだす、ということをテーマに時間をかけて読んでいきました。解く感覚が、少しずつでも、感覚として身についてくれれば、と思っています。何よりも、丁寧に一緒に読む回数を重ねること、が、最も有効な手段だと思っていますから、丁寧に丁寧に、やっていくつもりです。がんばろうね。
 5時30分からの授業のRは、今日は、遅くなる、という連絡だったので、待っていると、着いたのが、7時を少し過ぎていたので、語句は無しにして、文章問題を解かせることにしました。指示語の指示内容を後ろから答えているものが一つ間違いでしたが、後の問題は、すべて正解でしたから、5分の4出来ていました。段落毎のつながりを意識しながら、お互いに、交互に音読していき、中心になる段落を定めて、今日の現文は終了でした。
 7時30分からは、TとRの古文です。二人とも今日は単語がやれていないということだったので、単語はパスして、『古今著聞集』を、いつも通り、20分で解かせて、その後、全文を読みながらの解説、という形の授業展開です。説話も色々ありますが、その中でも、恐らく、『古今著聞集』が一番、読みにくいものが多いだろうと思っているのですが、今日の文章は、二人とも、点数になっていませんでした。そもそも、主語の特定が難しい部分が何カ所かあるので、なかなか点数にはならないんですよね。でも、こういう、読めないものこそが、大事なんですよね。読めてない部分の分析、それが大事なんですものね。




3月8日(金曜日)
 
2時からの面談予定がずれ込んで、今日は、早くに来るTの時間にまで食い込んでしまいました。少し、先に漢字をやってもらってました。ちゃんと気遣ってくれて、静かにやってくれてました。ありがとう。漢字は、30個問題にしていて、そのうちの1番から15番までを来週までに覚えてくるように、ということにしました。いつものように。
 
「星兎」の問1の宿題は、さんかくでした。見えない理由を答えなくてはいけないので、「常識」という言葉が絶対に必要です。このキーワードを使って、答えを作る。でないと、まるはもらえません。ですが、しっかり答えの形になっているし、なぜ△かも、きちんと理解して、模範解答も半分くらいはTが自分で組み立てました。説明文の問1番を私がアレンジして、探す箇所と字数を指示した設問を考えて貰ったのですが、字数にぴったり合う答えになかなか気づけなくて、すごいイライラしていました。そうとう悔しかったようです。いいことですね。探せないのは悔しい、その思いが力になります。今日は、今までで一番集中してやっていました。7時過ぎにTを駅まで送って行って、今日は、
 7時15分から、5年生のGの初めての国語でした。面談の時に、本人が言葉の寮が少なくて、記述問題でなかなか点数が取れないので、国語、ちょっと苦手です。そう言っていたので、漢字を書いて貰いつつ、語彙についても確かめてみたのですが、本人が思っている以上に、言葉の力はあります。2時間かけて、説明文一つ、どう読むか、どう答えを考えるか、についてやっていったのですが、点数は、まだ、取れていないのですが、恐らく、国語は、心配ない点数が取れるようになるのではないか、と、最初の授業をやりながら思いました。トップレベルの入試問題に対応できる力、十分つけていけるのではないか、と思いました。文の仕組みが分かってきたら、点数を取れる力は、ある、そう感じました。2時間、まったく休憩も取らずに説明をし続けました。それでも、さほどしんどくはなかったようなので、この集中力があれば、大丈夫。一年間、頑張っていきましょうね。




3月7日(木曜日)
 
4時30分から、Nの古文です。単語は、先週の単語が出来ていなかったので、もう一度先週分を繰り返しました。で、文章は、『古今著聞集』でした。説話ですが、説話で、難しいな、と思うと、『古今著聞集』なんですよね、けっこう。ですから、説話とはいえ、けっして読みやすいとは限りません。登場人物の一人、翁の正体が分からなかったようです。ですから、主語が取れない部分がけっこう出てしまった。そういうこと、のようでした。でも、出来ていないと言っても、6割は取れていますから、けっして悪い点数ではないですよね。
 そうそう、河合塾の模試の古文、思っていたよりも良くて、学校で、3番だったそうです。十分、古文は、得意、って言える順位ですよね。いいですね~。


 
7時30分からは、Jの国語です。漢字は、いきなりの問題で、8割くらい、悪くないですね。言葉の問題、半分でした。と言うことは、先週よりは、少し、進歩ですね。接続詞の使い方で、分からないものがあるので、それを使った結びつけの練習を時折、入れていきましょうね。自然と身につくように。
 段落毎の意味のまとまりを整理する、という練習も合わせて加えていきましょうね。それは、文章を読みながら、質問していく形でやっていきましょう。
 そうそう、先週は、辞書をひく競争、私の方が勝っていたのですが、今週は、彼女が絶好調で、私の1勝5敗? でした。運慶の話が出て来たので、漱石の『夢十夜』の6話、の運慶の話を途中ではさんで、そして、それを5回読むのを宿題にしました。お母さんの前で読んでくる、そう言っていました。
来週は「心の座標軸」をどう読んで、問1番の問題をどう解くか、です。うまく、しくみを辿れるかな?




3月6日(水曜日)
 
今日は、6時30分から、Rの古文の振り替え授業でした。来れたのが、ちょうど7時くらいで、来週もこれくらいになる、ということでしたから、7時からのスタート、ですね。
 今日は、振り替え授業なので、かな? 時間がなかったかな? 単語を覚えて来ていなかったので、先週の授業の復習問題をやってもらって、そして、今日は、「唐物語」を読みました。本来、私のお休みの日の水曜日ですから、R一人の授業だったので、あれこれ、気になる所は、聞いてみましたが、文法的には、助動詞も、識別も、ほぼ、大丈夫な状態になっています。高二ですからね。優秀です。本人は、古文、苦手だと思っているのかな? まだ。
 授業の終わりが、9時になったので、駅まで送って行きました。




3月5日(火曜日)
 Nの現文です。試験で一週間空いたこともあり、前回のプリントが見当たらなくて、漢字・語句が、出来なかったということで、反対語はできていなかったのですが、漢字は、8割出来ていました。なかなか実力がありますね。言葉の意味は、3分の2。まあまあかな。その後の語句の問題を渡していなかったようで、今日渡しました。ごめんなさい。
今日の文章は、大工の棟梁と染織家の話。随筆なんですが、記号問題は4問全部正解。なかなか、です。次の課題は、置き換えによって、20字以内で、作者が述べている事を、植物から人間に置き換えると、それは、どういうことになるか、という、問5のような問題をどう考えれば良いか、だね。でも、一歩ずつ、階段をちゃんと上がっているね。

 6時からの授業は、今日から3人になりました。でも、新しく入塾した子が、たまたま、Yと同じ学校で、とっても仲が良い子だというのは、面白い偶然でした。「今日から一人増えるからね。Yが知っている子だよ」といっていたら、すぐに、Mが来て、Mの姿を見て、Y,本当に驚いていました。こういう偶然って、あるんですね。だって、二人の学校、最寄り駅は山手ではないですから、学校、すぐそば、と言うわけではないですから。接続詞を入れる問題、いったん間違っていたのを、自分で修正したのは、素晴らしい。本当に、ちゃんと考えます。宿題だった並び替えは、今日から一人加わったので、来週までの宿題にもう一度しましたが、Y、できていました。本当に、すばらしい。
 今日から加わった、女の子のM、問題に取り組む姿勢、集中力、が素晴らしい。それに、本を読むのが好きだと言っていただけあって、いきなり、漢字は、30問中、26問正解。レベル、かなり高いですから、これ、すごいです。知識の広さは、読解力の大きな支えですから。
文章は、説明文を読みました。30字以内で答えなさい、という問題も、ヒント一つで、答えにたどり着きました。で、今日は、説明文を読む時に、知っておきたいことを、三つほど文に即して説明しました。一つ一つ、それを使えるようになってくれれば、読む力は、自然とついていきます。なにせ、読書が好きな子ですから。
 で、男の子のM。漢字は、やはり、30問中26問正解。立派です。それから、何よりほめておきたいのは、これで、接続詞10問選択問題を3回目なのですが、一度も間違っていないことです。これって、素晴らしいです。今日は、今日の文章の中身に関連して、学校で読んだ、原爆について書かれた文章について話してくれました。30字の説明問題、ちょっと時間がかかりましたが、でも、ちゃんと自分で答えにたどり着きました。そういう一つ一つが、確かな手応えになってくれたら、と思っています。今日、昼間、嬉しい連絡をお母さんからいただきました。とにかく、じっくり考える、ということをテーマにこのクラスはやってきたのですが、ですから、成績として結果が出るのに、少し時間はかかるだろうと思っていたのですが、嬉しいことに、去年、10月の終わりに入塾したころより、偏差値で10位、成績が上がっているというお話でした。これは、本当に嬉しい知らせでした。ここのところ、試験問題に書かれるコメントが、「よく頑張った」というような、プラスのコメントになってきた、ということでした。嬉しいですね。力がついています、ちゃんと。




3月2日(土曜日)
 今日は、12時からのAの現代文でスタートでした。いつも通り、語句はしっかり覚えて来ています。そして、ここのところ、目に見えて、並び替えの問題を解く感じが、以前と違ってきました。早くなったのもそうですが、内容についても、見落としが少なくなってきています。
文章問題は、まずは、評論文の書かれる必然性について考えることから始めました。作者が、この文章を書こうと思うためには、まず、どういうことが作者の意識に浮かんできているのか。そこから文を読み始めました。そして、今日の文章読解のテーマのもう一つは、60字以内で答えなさい、という設問をどう扱い、どう考えていくのか。その一回目でした。

 14時からは、Nの現代文です。今日は、語句にいくつか間違いがありました。でも、熟語は完璧に覚えてきていました。じっくり我慢して考えることができるので、並び替えをたどっっていくことが、本当にいい感じに出来ているんでしょうね。
随筆文は、初めの問題の選択肢の意味が取れなくて、間違っていましたが、書かせる問題についても答えが作れるようになってきているので、日々、進歩している感があります。
来週は、学校の試験の評論文と随筆文の説明をして欲しいとのこと。

 夕方、5時30分過ぎに、Rが来ました。今日は、前々から考えていた通り、今後の現文について、あれこれ話しました。その際、本について、その他、あれこれ聞いてみました。ちょっと難しい問題に直面していて、それをどう打開するか、その指針を立てるために、こちらの考えていること、教えてきて気付いたところ、そして、それについて、本人はどう考えているのか、も、聞いておきたかったこともあったので。
で、結局、今日は、7時30分からの古文は、歯医者に行くということで、お休みで、7時30分より前に、帰って行きました。来週の火曜日に振り替えることを話して、今日は終了しました。

 7時30分から、古文は今日は、T一人だけになりました。いつも通り、単語テストをやり、先週の文章の復習問題をやって貰って、そして、今日は、「大鏡」を読みました。ストーリー展開から文章内容を把握する問題は、すべて出来ていました。普通は、この手の問題がなかなか解けないのですが、国語力の基本がしっかりしているので、その辺りはさすが、です。識別問題(知識問題)を間違っていて、それでも、7割くらいは取れていたので、まあ、いいかな、っていう感じでした。「大鏡」に加えて、今日は、先週頼まれていた、学校の試験範囲、『源氏物語』の桐壺と須磨の文章を、一緒に読みました。でも、桐壺は、ほとんど間違っていなくて、本人が訳していた訳で、気になった所は、三カ所しかなかったので、本当に良く訳せていました。須磨も範囲をだいたい訳してきていたので、気になった所を説明し、疑問点について答えました。源氏をこれくらい訳せていたら、文句ない、そういうレベルでした。



3月1日(金曜日)
 漢字30問、覚えてくるのが宿題でした。覚え間違いが2問。28問正解。素晴らしいです。本当にきっちり覚えて来ました。やるべきことは、手を抜かず、きっちりやってきています。
 今日、疲れていたようで、途中で、どうにも目が開かなくなりました。で、何とか、語句のプリントを終わらせて終了になりました。7時に、今日は、お父さんが迎えに来て下さいました。
 サッカーは、決勝で、6年生に負けた、と言って、悔しそうでした。相手が、6年生では、仕方がないですけどね。そうそう、宿題だった、音読、「あんな文章を読むと、疲れて、腰に来るんだよ。腰が痛くなっちゃった。」って、言って笑わせてくれました。面白いですね~。
 指示語の問題の答えが出ないのが、本当に悔しそうでした。この悔しそうな様子、が大事なんですよね。

 夜7時15分から、Jの振り替え授業をやりました。学校の試験範囲をやりました。古文が、伊勢物語、東下り、それに現文。最後に、漢文の範囲を一緒に見て、9時30分位に終わりました。ちょっと遅くなったので、駅まで送って行きました。テスト、いい点数が取れると嬉しいんだけどね。




2月28日(木曜日)
 
お昼前に、Nからメールが届いていました。熱を出して、今日は、学校もお休みしたそうです。で、火曜日の分と併せて、春休みに振り替えでやろうということにしました。
 7時30分からは、Jの国語です。今日の語句は、接続詞十題。それに、気持ちを表す言葉、十五題。指示語の問題。言葉の問題。語句は、知らない言葉は辞書で調べつつ、答えを出していきました。言葉は、少しずつ、確かなものにしたいですから、慌てるつもりはありません。気持ちを表す言葉は、本人は自分なりにやってきたようなんですが、結果、半分も出来ませんでした。でも、これって、大事なことで、どういうふうに、どの程度やれば、正解できる、と言う感覚をつかむのは、大事です。ですから、今日ではなくて、次にどんな工夫をしてくるか、それを楽しみにしているのです。今日とは違う結果が出せたら、思いっきり、拍手ですね。楽しみ楽しみ。
 文章は、音読を宿題にしていたもの、お母さんの前で、しっかり読んだと言っていました。その文を、設問からは離れて、情景、場所、時間、いろんな要素を確かめながら読んでいきました。で、説明文の宿題。さて、コモンセンス、どう答えるかな?




2月27日(水曜日)
本来、授業は無い日なんですが、中三のMの試験範囲をやるのに、昨日では、Aと一緒なので、無理ですから、1日、ずらして、今日の7時30分からにしました。試験範囲は、「高瀬舟」。森鷗外の作品。テーマは、安楽死。弟を安楽死させた兄の罪と罰。一文一文、丁寧に読みました。



2月26日(火曜日)
 
今日は、Nが試験のためお休みのメールが来たので、「その代わり、試験頑張ってね。」とメールを返しました。そろそろ、みんな学校の試験なんですね。
 6時から、MとYの国語。Mは、ちょうど学校の試験中なのですが、ちゃんと準備をしていたから、大丈夫、ということで、試験中にもかかわらず、来てくれました。漢字③の復習で、60問、1回やった漢字を書いて貰いました。Mは、44問、Yは、51問正解でした。いくつか、ヒントはあげましたが、でも、なかなかです。レベル高いですから。
前回残っていた設問を二人に答えを作らせて、そして、それをそれぞれ修正して、その後、兎の話を読みました。で、音読の宿題ということにしました。
来週から、言葉の課題も出す予定です。

 7時半から、Aの古文の時間ですが、学校の試験前と言うことで、試験範囲の、漱石の「こころ」やってほしい、ということだったので、「こころ」を丁寧に読んでいきました。とにかく試験に間に合うように、と思ったので、終わりまで読むつもりでスタートしました。内容も内容なので、Aも私も、相当疲れましたが、何とか読み終えて、時計を見ると10時15分を廻っていました。「心配するといけないから、家に電話してね」と言うと、大丈夫、そう言って帰って行きました。しっかり、点数になってくれるといいんですが。




2月24日(日曜日)
 
急遽、試験に間に合うように、中三のTの古文をやることにしました。午後3時にスタート。昨日よりは、格段に良くなっていました、昨日の今日ですから、覚えているものが多いです。漢詩、二つのつもりが、三つあって、ちょっと、困っちゃいました。三つ目の李白の詩に、ちょっと分かりにくい所があるからなんですが、ノートがないので、確かめようもなく、ということになったためでした。結局、試験範囲を何とか終わったのが、5時40分。何とか、終わらせて良かった。後は、頑張って覚えるべきものを完璧に覚えて、試験で結果を残してくれたら、嬉しいですけどね。

2月23日(土曜日)
 
いつも通り、9時30分から、中三のTの古文です。今日は、学校の試験の範囲をやるということで、『伊勢物語』の東下りを一緒に読みました。ところが、困ったことに、ここのところずっとやってきたはずの助動詞や「ぬ」の識別、「る」の識別、が、できなくなってます。先週やった問題は、本人が持っていて、それには、確かに出来ていて、丸がついている問題が、今日は、なぜか、出来ません。答えが、ほとんど帰ってきません。挙げ句に、何度も繰り返した形容詞の活用まで、怪しくなっています。 ??? と思いつつ、また、一つ一つ、やり直しました。ですから、思っただけの範囲がまったく終われませんでした。試験は、来週の月曜日からと言うので、仕方がありません。急遽、明日の日曜日に、残りの試験範囲を何とか終わらせることにしました。東下りの残りと、漢文の漢詩二編。

 
12時からは、高二のAの国語。今日も少し遅れるという連絡があったのですが、漢字、語句は完璧にやってきていました。素晴らしい。並べ替えの問題は、小説の時間の流れと場所の変化による場面わけによっての並び換えの練習でした。
 語句の後、漱石の「夢十夜」の第六夜を読みつつ、この不思議な小説のいくつもの不思議について、あれこれ考えてみました。
 文章問題は、文化について書かれた文章をやりました。客観問題は、ほとんど出来ていました。つい二週間前のからずいぶん進歩しました。読みやすい、読みにくいが文章にはそれぞれにありますが、それにしてっも今日の設問は、しっかり解けていました。良かったです。
 来週、火曜日、学校の教科書の説明をして欲しいというので、「何」って聞いたら、漱石の「こころ」なるほど、説明が欲しいはずですね。難しいですものね、漱石。

 14時からは、高一のNの国語。漢字、覚え間違いがあっただけで、きっちり勉強して来てます。語句も完璧にやってきています。毎週、本当にしっかりやってきています。文の並び換え、難しいんですが、言葉と内容のつながりを、注意深く見て、答えに結びつけているのは、とっても素晴らしいです。
 文章問題は、今日は、接続詞で、語感が違っているものを、一つ見つけることができたのは、良かった。こういう言葉の感覚のずれをしっかり修正していくことは、とても大事なことですから。40字以内でまとめる、という問題の解答の作り方、についての説明をしました。感覚、本当に、良いと思います。一緒にやっていて、こちらが時に楽しい気持ちになります。

 今日は、Rがお休み、先週、そういっていましたが、一応、違うこと、大丈夫なことも考えて用意はしておきました。振り替えをできるだけ、何とか考えましょう。なかなか予定が立てられずに、難しいですが。


 
19時30分からは、今日は、高二のT一人での古文ということになりました。今日は、単語が出来ていないということだったので、来週、もう一回、同じテストをしようということにしました。
 今日の文章は、『唐物語』。文脈によって意味を確定する問題は、三つともスムーズに解けていました。流れをつかむ力、設問を解く力は、本当に確かです。古文も、絶対の得意科目にできますよ。必ず。
今日は、女が何故死ななければいけなかったのか、について、考えて見ました。試験で聞かれることではないんですけどね。でも、試験のためだけに古文を読んでいるのではないですからね。
 来週、学校の試験範囲を質問してもいいか、という話だったので、範囲のプリントをコピーさせて貰ったのですが、範囲は、『源氏物語』桐壺と須磨。桐壺は、自分で口語訳したと言うので、見てみると、気になる所は、三カ所だけ。しっかり訳せてました。来週は、須磨を見ることになるかな?




2月22日(金曜日)
 
今日は、5時10分位前に到着しました。先週より少し遅いね、と言うと、電車、一本遅れた、と言っていました。先週15番まで覚えておいてね。と言っておいた漢字は、完璧に覚えていました。
 そして、文章問題の設問3つ。内容的には、文句ない解答でした。二つ○。一つ、△。△は、意外な結果を導く理由が書かれていなかったからで、三つとも、しっかり考えた答えになっていました。やるべき事は、しっかりやっています。しかも、相当高いレベルで。「何故ですか。」に対して、「~という言葉に感動したから。」と、しっかり理由の中身を「感動」という言葉にして書いているのは、素晴らしいです。
 今日は、疲れていたらしく、しばらくなかなか目が開かない時間がありました。でも、その後、元気になると、昔、日本に来て、大変な働きをしたオランダ人の話をしてくれました。そうなんだ。知らないので、調べてみるね。と言ったら、「そんな人いないよ」という返事が返ってきました。架空の物語を作る。これもまた、才能です。想像力、まあ、この場合は空想力ですが、それもまた、大事な力です。ロケットの燃料の話同様、感心して聞いていました。面白かったですよ。


 
今日は、19時からJの国語。先週の土曜日の振り替え授業をやりました。
 19時で終わった、4年生のTを駅まで送っていくのに、Jには、いつもの語句のプリントを渡して解いて貰っていて、駅まで送っていきました。
 今日、語句の問題に接続詞の問題を十題入れていたのですが、それは、全問正解でした。今日は、じっくり、一緒に、論説系の文章を読んでいきたかったので、自然と造形の関係を論じた文章を丁寧に読み進めていきました。そして、芸術についての文章を、1回交互に音読した後、テーマについて、一単語で答えて貰い、「芸術」とさっと答えが出て来たので、では、中心になるのは、どの段落?と質問。この答えも、さらっと出て来ました。で、ここで時間になったので、その二つをしっかり念頭に置いて、解いてきて。と宿題にしました。
 それから、今日は、Jに、大学、どの辺りを考えてるの? 目標は、決まった? と尋ねて、いくつかの学校を聞きました。文系で、小学校の教師になれる所に進む、そう考えている。そんな風に話してくれました。うん、じゃあ、目標に届くように、頑張ろうね。と、今日は、そんな話しをしました。
   



2月21日(木曜日)
 
Nの古文です。疲れ気味なのかな? なんだかそんな風に見える様子だったのですが、その訳を授業の終わった後に聞くことが出来ました。なんと、今日は、マラソン大会で、子供の国に出かけて行って、10キロ走ってきたのだそうです。それでは、疲れているわけです。
 単語は、80%くらいだったので、イマイチでしたが、マラソン大会の日、だと思えば、まあ、仕方ないかな。
 「大鏡」を読みました。「大鏡」読むのは、2回目です。ですが、内容は、全くちがう所で、なんの関連もないですから、もちろん、易しくないです。問題は、國學院大學の問題。古文の問題は、國學院大学は、良い問題を作ります。答えを選ぶポイントが、きちっと見える、ほとんどがそういう問題です。半分は取れていたので、まあまあですね。歴史物語を読み解くのは、簡単ではありませんが、逆に、これがちゃんと読めるようになれば、マーチの問題は、十分合格点取れるようになります。
 今日、物語のプロローグの部分は、どう判断すれば良いのか、という質問がありました。こんな風に、分からない所をしっかり聞いて、一つ一つ分からないものをなくしていく、それが、勉強ですからね。どんなことでも、疑問は、どんどん聞いてくれたら良いです。

 19時30分からは、Jの国語です。今日は、まず、これまでやって貰った漢字の復習問題からスタートしました。問題は、60問。70%位の正解でした。ただし、問題は、相当難しいですから。また、いつか繰り返しやりますからね。
 今日、いつもと違って、漢字の復習からスタートしたのは、文章をじっくり時間をかけて読む、ということを、普段以上にしっかりやりたかったから、なんです。ここの所、ちょっと気になっていたのが、答えを早く出したいという様子が、強く出過ぎてるかな? 答えが出来ることだけが大事なことではないので、設問には聞かれていないものを、だから、設問の答えを知る、というのではなく、状況から、感じる、考える、ということを、じっくり、今日は話し合おう。そういう目的でスタートしました。
 そうして、猫と経験の話、の最後の問をやって、うさぎの話を読み始めたのですが、うさぎが登場する話ですから、あした、サファリパークに遠足、という話に自然となりました。そう言えば、ライオンや何か、肉食動物は、苦手だったね。気の毒に。せっかくの遠足なのに、憂鬱で仕方がないのは、本当に、気の毒ですよね。
 しばらく、答えを出し急がず、じっくり考える、ということを一番のテーマにして、授業を進めて行こうと思っています。




2月19日(火曜日)
 
今日は、現代文のプリントを家に忘れてしまったので、語句漢字、出来てません、すみません。というメールがお昼に入りましたから、では、今日は、専ら文章を読むことにしよう、とメールを返しました。で、『芸術の条件』という文章をまず読みました。芸術関係の文章は、なかなか高校生には読みにくいようで、ここのところ、だいたいの文章で、きちんと線が引けるようになっていたのですが、今日は、肝心の部分にほとんど線が入ってなかったですね。文章の主題を取り違えていましたから、解答は出ないですよね。
 それに、もう一つ、「~的」を入れる問題。出来てなかったのは、原因、語彙力にもあり、ですよね。それと、まだ、時に、何となく選択肢だけ見て選ぶ、ということを、時にまだしてしまうので、「根拠を文章の中から」を徹底すること、正解を見つけたときの感覚、がしっかり掴めると良いね。そうすれば、ミスは減るから。

 YとMの国語。情報による知識と実際の経験との違い、現代人の知っていること、の危うさ。私が映っているビデオの映像と私の体験による実際の記憶。正しいのはどっち? 映像によって書き換えられていく記憶。実際の記憶が薄れ、今の子供たちには、たくさんある映像によって、鮮明な過去の思い出を記憶に刻むことが、なかなか難しくなって来ている。人が生きていく大きな支えになるのが、鮮やかな過去の記憶なら、今の子供たちには、心の支えを持ちにくくなっている。ね、難しいですよね。こういう文章を、何とか捕まえられるように、そして、捕まえたものを言葉に出来るように。相当高度なことですから、苦しみつつ、でも、答えを作る鍵を見つける良い練習台です。書くことをじっくりやっていきましょうね。接続詞の語句問題、Mは、十題、完璧でした。書くことは、じょじょに、ですね。

 7時30分から、Mの現代文とAの古文。まず、Mには、語句の問題をやって貰いましたが、並び換えが、相当難易度が上がって来ています。ですが、いくつかのヒントで、けっこう答えにたどり着けます。考える力だいぶ着いてきたようです。最後の30分は、学校の試験範囲のワークの問題を、残りの時間で解かせました。試験、そろそろ、なんだよね。で、来週は、学校の試験対策のために、授業を水曜日にずらして、一人、じっくり試験範囲の『高瀬舟』を読みましょうか。
 Aの古文は、昨日の続きです。「る」「れ」の識別の問題を解いて貰うことから始めました。で、尊敬の意味を持つ助動詞をひとくくりにして、説明。識別の「なり」「に」の説明と問題演習。とにかく、まずは、しっかり文法を固めていきましょうね。




2月18日(月曜日)
 
Aの古文の振り替えを行いました。助動詞の活用を、型によって整理しました。で、その後、過去・完了の助動詞を説明して、設問。識別を今日は、「ぬ」「ね」の説明と問題演習。「る」「れ」の識別の説明まで行きました。



2月16日(土曜日)
 9時30分からのTは、助動詞のプリントの続きに、「ぬ」「る」の識別。一つ一つ、一文一文、じっくり取り組んでいます。覚えては忘れ、また、出来るようになり、そして出来なくなり、の繰り返し。その中で、出来るものの数が、じょじょに増えていってくれるのを、じっくり待つ、今はそういう状態です。きっと、必ず、どこかで、カチッと歯車が噛み合うときが来るから。必ず。

 12時からは、高二のAの現代文。今日は、寝坊?をしたのかな?ちょっと遅れる、という電話があって、少し、遅れてスタートしました。大分、授業のペースには慣れて来たようです。語句も、良い感じでやれています。今日は、文章問題が、二題進めました。でも、解いた解答にぶれがあるんですよね、まだ。問二が、この答えなら、問四は、これを選ぶことはないはず、という矛盾した解答になっているのは、これからの修正点ですね。漱石の文章の音読を宿題にしました。不思議な文章です。

 14時から、NとJの高一の二人の国語。ここのところ、ずっと、現代文の授業です。Jは、語句、漢字も熟語も毎回、しっかり覚えて来ています。ですが、ここのところ、並び替えの問題がまた、少し難しくなっているので、それにけっこう苦戦しています。でも、がんばれがんばれ。じっくり我慢して考えることで、力はついていくのだから。文章は、芸術についての文章でなかなか読み取りづらかったようで、Nも、ここのところ、ずいぶん速く正確に答えが出て来ていたのですが、今日の文章は、まったく内容が掴めなかったと言っていました。で、二人と一緒に、頭からじっくり読んで説明していきました。

 17時30分から、Rの現代文でした。今日も客観問題は、ほとんど正解でした。接続詞の問題を間違っていただけ、でしたから、見事です。で、今日は、その接続詞の解答の必然性を結局うまく納得させられなかったので、次までの私の宿題ということにしました。
 彼女には、現在、百字のまとめ、を、最も大事な課題として取り組ませているのですが、なかなか、私の示す解答と同じ方向、同じつながり、で、文章の全体をとらえられないでいます。でも、考えてみたら、こうしてまとめを考えるようになって、まだ、5回、5つの文章の趣旨を書いてみただけ、なんですよね。確かに、うまくいかない、いや、ほとんどまったく見当がつけられないということが、不安なんですよね。しかも、趣旨をまとめるにも、これといった手段も、指針も示されていない。どうやればいいのか、疑問と不安は深まるばかり、そんな感じなんですよね、きっと。
 文章毎に言われることが、ある一定の方向を向いていれば、その規則によって、重要事項と思われるものの取捨選択が出来るのに、文章ごとに、中心の方向が一定ではないので、結局、全く取捨選択の基準を見出せないまま、まったくとりつく島がない。そういう状態なんですよね、恐らく。
 この不安が不安のままでは、やはりよくないので、次の授業の時に、きちんと、これからのこと、私の考えている、現状、問題点。どうして、今こうなっているのか、そして、この後、何が出来なければいけないのか、その為に、何をやっていけばいいのか。その辺を、とにかく、あれこれ、できるだけ、しっかり話してみようと思っています。そこから、解決の鍵が見つかるといいんだけど。

 19時30分から、RとTの古文でした。
今日は、『大鏡』流れの中で文章の意味を考え決めていく力は、二人とも素晴らしいです。いかに訳せるか、が、二人には、問題なので、そこに意識をして、それぞれに、訳を、所々、何かある所では作って貰うのですが、考える材料を与えると、そこから導き出される答えが、二人とも、本当に、確かです。このまま、少しずつ、文章レベルの高いものをじょじょに読み進んでいく、このままで、二人とも、十分、志望校の問題、しっかり解けるようになると思ってみています。




2月15日(金曜日)
 
今日は、先週より早く、4時30分には、Tが元気にやってきました。今日は、来週、学校でサッカーの学年対抗があって、という話を、トーナメント表をホワイトボードに書きつつ、説明してくれました。彼のポジションは、サイドバックです。それに、学校で、サッカーのカードゲームを作っている話。先週のドラえもんは、ホワイトボードにちゃんと残っています。
 さて、漢字ですが、細かい部分の覚え間違いはありましたが、30問全部完全に覚えて来ていました。すばらしいですね。それに並び換えの問題。時間と内容の展開から順番を決めるのですが、例によって、疲れた~と言いつつ、でも、しっかり答えを作っていきます。で、今日は『約束』という文章を一緒に読み、副詞を文中の括弧に入れる問題をやり、正解を入れ替えて、読んで、大笑いをしつつ、設問を二つ宿題にしました。易しくない問題です。さて、どんな解答を書いてくるか、これも、楽しみです。漢字次の30問、今日書いて貰って、習ってないものがほとんどで、ですからほとんどできませんでした。正解を書いて、来週15問。その次に15問。そう言っておきました。授業が終わった後も、少し話をして、帰って行きました。雪にならなくて良かったです。先週同様、帰り、駅まで送っていきました。

 7時から、高一のNの振り替え授業をやりました。いつも通り、語句のプリントからやって貰ったのですが、並び換え、解くのが早いし、仮に間違っていても、それを考えなおすスピードがかなり速いです。文章問題も、正答が増えていますので、この感じで暫くは、じっくり、やっていけばいいかなと思っています。




2月14日(木曜日)
 
Nの古文を4時半からスタートしました。今日は、制服ではなかったので、お休みだったの?と聞くと、高校受験で、お休みだった、ということでした。2月、中学受験に高校受験、大変な時期なんですよね。でも、そのために、お休みになることも多い。それは、ま、いいことですね。
 今日の古文は、『唐物語』。立教の問題にさらに設問を加えた問題です。早稲田にもかつて出題された文章です。三つの口語訳の選択肢をどう解くか、どう考えるか。それが、今日の一番のテーマです。さすがに、なかなか難しかったようで、思ったより解説に時間がかかってしまいました。ですが、点数を見てみると、50点満点で、30点、6割取れています。出来ていなくて6割は、いいですね。

 7時30分から、Jの国語です。バレンタイン、貰った?って聞かれましたので、ううん、貰ってないよ。奥さんにも、いる?って聞かれたから、いらないって答えたから。って言ったら、さびしいね~って言われちゃいました。彼女は、お父さんと、今年からおじいちゃんにも、チョコレート、あげたそうです。
 接続詞の問題、10個。いくつか間違っていました。で、×をつけてやり直して貰うと、今度は、全問正解。二度目に出来るものが、なぜ、最初に出来なかったんでしょう? それは、彼女にも伝えたのですが、彼女は、10問ある問題を、1番から順番に解いて答えを入れていったからです。10個ある問題のすべてが同じ難易度ではありません。答えを入れるのは、必ず、自信のある問題から。それが、空欄問題をやるときの鉄則です。一つ間違った答えを先に入れてしまうと、必ず2問以上の間違いをすることになります。例えば、早稲田大の古文の問題で、空欄に埋める問題が5つあって、だとすると、よくあるのが、1番目か2番目が一番入れにくいという問題です。
 Jの設問を解く感じを見ていて、今、一番のテーマだと考えているのは、答えを出すのを急ぎすぎないようにする、ということです。しばらく、結論を出すまで、もう少し我慢させたい、ということです。しばらく、それをテーマに、あれこれ考えて、悩んで、という文章と設問をやって貰うつもりです。




2月12日(火曜日)
 
3時30分から、いつも通りNの現代文。漢字、語句、が、きちんと出来ているのは、いつも通りですが、今日は、並び換え、いつもよりだいぶ速くスムーズに進みました。考える手段が、自分なりに分かってきたみたいです。毎回毎回、やっていることが、まず一つ何らかのいい形に結びつくと、それが、次々と、良い方向に導いてくれる、そういうものですから、いい材料を、じっくり一つ一つ、積み重ねていきたいですね。まだまだ、先はありますが、毎回、目の前にある一つ一つの文章が、設問が、それが、すべてですからね。このまま、頑張っていきましょう。

 6時から、先週はお休みだった二人が、今日は揃いました。いつも通り、言葉の問題からスタートです。接続詞の問題は、二人とも、10問全問正解、でした。そして、かなり難易度が高くなってきた漢字。間違いをそれぞれ直して、言葉と文の並び替えの問題。
 Mは、最初に考えた、あるいは、いったん自分で結びつけた組み合わせを組み立て直すことが、なかなか出来ずに、並び換え、相当、苦戦しています。でも、いったん思ったことを、消して、他の可能性を考えつつ、もう一回組み立て直すのは、なかなか簡単ではありませんから、じっくり悩んで貰っています。時間と、本人の集中力の許す限り考えてもらっています。そのうち、言葉の組み合わせの感覚がつかめてきたら、それが文をたどる力になりますから。今は、我慢。頑張れ!、声には出しませんが、そう思いつつ様子を見ています。
 Yは、今日は修学旅行から帰ってきていて、6時に、二人揃ったのですが、私とMの二人に、修学旅行のお土産を買ってきてくれました。ありがとう、色違いの、かわいいシーサー。
 Yの国語力、じょじょについてきていると思います。並び換えが、さほど苦もなく出来てきています。それに、説明する問題も、かなり答えに結びつくのが、速くなってきています。種明かしはしませんが、やっていることは、相当、難易度の高いものなんです。実は。悩みつつも、答えに行き着く感覚が、少しずつ育ちつつあります。楽しみです。

 7時30分に、MとAの二人が来ました。8時までの30分間は、教室は4人になります。Aは、古文の文法の総チェックを用言から始めて、順に進んでいるところです。解いて、まるつけ、それを、私が確認。しばらくは、その繰り返しを助動詞の終わるまでやっていくつもりです。助動詞までの文法事項に穴をなくしたい、それが、今のテーマです。3月からは、文章を読み始めたいですからね。
 Mは、ここの所、Aと一緒に、古典文法の用言のやり直しをしていたのですが、それが、一段落したので、今日は、現代文の文章問題をやって貰うことにしました。最初は、思ったほどの正解が出ていないので、その間違った問題が、なぜ、を、順に明らかにしていくと、ある間違うパターンが見えてきました。で、それを指摘すると、その後の問題は、相当しっかり正解が出ていました。で、なんと、文章問題を、三つ片づけることができました。なんだか、一つ、山を越えた、そんな感じを受けました。




2月9日(土曜日) 
 
朝、9時30分から、いつものように、中3のTの古文。助動詞の総復習をやっています。ですが、今日は、途中で、形容詞の内容を忘れてしまっているのに気付きました。で、そこに戻って、見直しをして、で、助動詞は、過去完了の助動詞を三回目、やっています。高校生になるまで、文章を読ませるつもりはないですから、何度でも、助動詞であれ、用言であれ、やり直しますから。

 
12時からは、高二のAの現代文。今日で三回目ですから、語句をやって、文章を読む、という授業のペースにだんだん慣れて来たところです。文章は大岡信の文章を解いてもらいました。内容、けっして易しくないですが、完全には、中身が把握できていない文章を、どうたどり、どう考え、どう解くか、を、一緒に読みながら考えていきました。感覚は、悪くないですから、もう少しすれば、正解が導き出せる問題が増えて来るはずです。それまで、丁寧に、じっくり、一緒に読み、考えていきます。

 で、14時からは、今日から、いつもこの時間の高一のJに、1月は水曜日に来て貰っていたNが加わりました。Jは、並び換えの問題が、かなり難易度が高くなっていますから、語句を終えるのに、なかなか60分では終わりません。一方、同じく高一のNは、語句を30分強で終えて、今日も、文章を二つ読みました。そして、今日は、百字以内で、文章の趣旨を書いてくることを宿題にしました。で、二人一緒に、芭蕉の『奥の細道』について書かれた随筆を、私も入れて、三人交互に読んで、内容を考えていきました。

 で、5時30分から、高二のRの現代文でした。本人は、今日も、言葉の並び換え、全く分からないと言っていたのですが、幾つかのヒントで、二つとも、自力で正解にたどり着きました。そして、文の並び替えについても、以前よりも、格段に進歩しています。考えるためのヒントをいくつかあげたにしても、二つとも自力で答えに行き着いていますから。で、先週も書いたのですが、百時以内にまとめる問題。彼女に与える問題のメインは、この要約ですから。彼女の書いた解答と、文章の内容のずれを指摘し、納得して貰って、次の文章に進みました。「日本美」に就いて書かれた文章。
設問をだいたい解き終わった所で時間になりましたから、百時以内に趣旨をまとめる問題を宿題にしました。
 
 で、7時30分から、高二の二人、RとTの古文です。覚えてくる単語は二人ともまったく文句ない状態です。文法的には、助動詞についても、二人とも、ほとんど間違えません。識別についても、かなりのところまで区別できます。まあ、識別は、これからも、毎回、文章毎に出てきますから、少々出来ないものがあっても、ほぼすべて間違えないようになるのに、後、3ヶ月もかからないと思います。要は、内容の読み取り、解釈の問題ですから。今日の文章にも、内容を読み取る上で、とても大事な構文が出てきましたが、まずは、読めない所をどう考えて、どうたどるかですから。困ったときの考え方を、徐々に身につけていってくれればいいですから。




2月8日(金曜日)
 
小四のTが、今日は、学校が終わった後、そのまま、真っ直ぐ、一人で来ました。先週は、お母さんが送ってきてくれたので、一人で来るのは、今日が、初めてでした。学校から横浜までバス、で、横浜で乗り換えて、五時前に着きました。文の並び換えと、宿題だった文章を交互に読みつつ、やっていきました。文の並び換えには、かなり頭を使うので、一つ終わると、あ~疲れた、そんなことを言いながらも、でも、考えるときの集中力は、相当なものです。あえて、先週の漢字のテストは、今日は再テストはしませんでした。習っていない漢字がかなり出ていますから、なかなか、覚えるのは、大変だとは思うのですが、今日、やり直すことは、予測していたようなので、来週に延ばそうか、ということにしました。さあ、忘れずにいくつ書けるようになっているか、来週を楽しみに、ですね。
帰る前に、ホワイトボードに、ブルーと赤の二色を入れて、ドラえもんを書いていきました。それを残してあります。来週、金曜日に来るまで残しておくつもりです。なかなかかわいい仕上がりです。
 学校で両腕に擦り傷を作ってきていましたが、元気なんですね。コンクリートの塀で、両腕をすりむいたんだそうです。痛そう、でした。
 今日で二回目、じっくりしっかり、あれこれやり取りを丁寧にしつつ、あれこれ刺激もしながら、授業はやっていくつもりですが、でも、読んでいる文章、問題のレベルは、実は、相当高いんです。ですが、それを苦にしていませんし、習ったことがあるかどうかは、まったく関係なく進んでいますが、それも別に苦にしていませんから、良い文章をしっかりじっくり読んで行きつつ、一緒に、あれこれ、考えていきたいと思っています。楽しみ楽しみ。




2月7日(木曜日)
 
今日は、4時30分から、高二のNの古文。大鏡をやったのですが、今日の文章は、読めなかったようです。まったく分からなかったと言っていました。でも、それでも、50%くらいの点数ですから、まあまあ、ですね。読めない文章でも、60%の点数にしたい。そう思っています。ですが、単語も、前回の復習も、チェックテスト、まあまあですから、ちゃんと復習はしています。もう少し、チェックテストに慣れてくると、どこを復習すればいいのか、もう少し、見えてくるようになると思います。

 
7時30分からは、6年生のJの国語。いつもの語句から始めて、並び換えまで終わるのに、ちょうど60分。でも、並び換え、けっこう難しいですからね。不思議な物語だったので、続きが読みたい、というリクエストに応えて、来週、その続きを並び換え、あるいは、文章問題としてやることにしました。魔法使いのお爺さんに、お婆さんではありませんよ、ウサギにされた王子様の話、確かに、先が読みたくなりそうな話ですよね。そうそう、Jの国語、成績上がっているそうです。毎週、あれこれ、しっかり考えていますからね。しかも、読んでいる文章は、かなりの難易度ですから。本人には、そんな話は、全くしていませんが。ただ、ここのところ、漢字も、習ってない、というものが、ちょこちょこ出てきています。ですが、習ったかどうか、は、問題ではないですし、本人も、習っていないものは、できなくてもいい、とは、全く思っていませんから、気にせず、どんどん、進めていってます。そうそう、今日で、何度目の授業なのかな?入塾して、2ヶ月ちょっとです。でも、一つ、せーの、で、よく一緒に辞書をひくのですが、彼女、めちゃめちゃ辞書をひくのが速くて、これまで、一度も、私、勝てなかったんですが、今日、はじめて、私の方が、先にひけました。あれ?はじめてだね。ちょっと、喜んじゃいました、私。でも、楽しくやれているのが、一番です。



2月5日(火曜日)
 
いつもの火曜日と違って、今日は、少し、さびしい火曜日になりました。6年生のYが修学旅行でお休みなのに加えて、中1のMからも、お休みの電話が入りました。高二のAは、先週、授業中に、来週は来られないです、という話をしていましたから、今日は、3時半から、高二のNの現文と、7時30分から、中3のMの国語の二つだけになってしまいました。

 Nの現文。文章の読み取りは、じょじょに出来てきているのに、それが、選択肢と結びつけられていないものが、やはり、何問か出てしまうのと、言葉については、まだまだ、だと思っています。ですが、毎回、覚えるべき課題は、しっかり積み上げてきていますから、それが、必ず、いつか、確かな力になるはずです。

 Mは、今、古文の文法の総復習をやっています。今週で、三回目なんですけど、中3という学年を考えると、十分な知識と力が身についてきています。高二の子たちがやる文法問題と同じものをやっていて、90%近く出来ていますから。この2月で、用言を完璧にしたいと思っています。だって、そんなに難しい課題ではないですもの。今の感じだと。




2月4日(月曜日)
 
今日は、午後1時から、高二のNの振り替え授業でした。丁度、中学受験の時期ですから、学校がお休みだったので、去年から繰り越していた、振り替え授業を、今日やりました。
 どうしてもお互いに時間が取れないときには、仕方がないですが、そうでなければ、できるだけ、お休みした授業の振り替えは、やってあげたいと思っています。
 で、今日は、1時から、現代文。で、3時から古文。結局、5時30分までやりました。丁度区切りがついた時間がその時間だったので。今日は、その二つの授業だけでしたから、後ろに授業が無かったですからね。Nの古文もなかなかですよ。今日は、栄華物語、中央大の法学部の問題をベースにした問題だったのですが、80%とれていました。もちろん、なかなか、いつもいつもというわけには、いかないと思いますが、でも、高二のこの時期に、こうして、80%取れる問題がある、というのは、なかなか、です。ま、本人も、古文には、けっこう自信を持っていますから、本当にいいことです。





2月2日(土曜日)
いつも通り、9時30分からTの古文でスタートでした。プリントの宿題だった所をチェックして、助動詞を、もう一度初めから、今度は、説明は抜きで、問題をやり始めました。中3ですからね、慌てることはないので、とにかく、しっかり、じっくりです。

今日は、小六のJの振り替え授業を11時30分からやりました。いつもの語句のプリントをやって、あれこれやっているうちに、12時から、高二のAの現文。12時からは、二人を交互に見ながら、でした。Aの文章は、相当読みにくい、内容のとらえにくいものでした。言葉の意味、文章の内容に見当がつかないときに、どう考えればいいのか、について説明していきました。実は、それは、今日、11時半から授業だった、Jに、今週の木曜日に教えたこと、でした。少しずつでも、考え方が身につけば、国語は点数が取れるようになります。
14時からは、高一のJの授業でした。ここの所、文章の並び替えが、かなり難しくなっていて、ここで、時間をかなり使っています。つながりの必然をたどる、本当に、難しいです。で、先週の宿題だった文章の説明をして、文章問題、一題宿題にしました。

17時30分から、高二のRの、現代文。彼女には、毎回、文章の趣旨を百字以内にまとめる、という問題を課しています。客観問題を解く以外に、文章をどうとらえるか、も、また、大事なことですから。
納得できないことは、納得出来るまで、聞く。その姿勢は、このまま、ずっと崩さず、続けていって欲しいと思っています。私の方も、中途半端な所で、妥協しようなんて、これっぽっちも思っていませんから。出ない答えを、出ないまま考えることもまた、大事なことです。
19時30分からは、高二古文読解。単語テストはもう、今日で、三回目でした。二人とも、良く覚えています。しかも、付け焼き刃の知識ではなく、いつでも取り出せるようにしているのは、二人とも立派です。今日の文章は、『平家物語』。いい感じで読み進みました。Tは、80%すでに取れていました。入試問題をベースに作っているものですからね、けっして易しくはないですから。



2月1日(金曜日)
 
今日は、今日初めての小四の男の子の授業でした。お母さんが、塾まで5時に送ってきて下さり、7時にまた迎えに来て下さいました。学校が終わって、制服に鞄をもったまま、電車での通塾です。
 体験授業の時に、国語力、かなり高いし、言葉の量もかなりのものだと分かりましたから、6年生用に作ったプリントをやって貰うことにしました。漱石の作品も知っているし、レオナルド・ダ・ヴィンチもミケランジェロも知っているし、いや~、大したものです。
 今日は、私の方が、逆に、ロケットの液体燃料と固体燃料との違いを教わりました。漢字は、難しいのを承知でやって貰いました。来週、また同じ漢字を30問、さて、今日間違っていた問題を、いつく新たに覚えているでしょうか、楽しみです。
 文章の並び換え、初めてなので、いくつか、出来ないものもありましたが、この一問だけでかなり頭が疲れた、そんな風に言うのも無理はないかな?そう思うくらいには、考えていました。今日は、初めてだったので、Tの話を、けっこうあれこれ聞きました。面白い話をあれこれ話してくれました。なかなか楽しかったです。




1月30日 (水曜日)
 
今日は、夕方5時から、高一のNの現代文。今日でちょうと4回が終わりましたが、2時間でやる内容にかなり慣れて来ていて、進む量が、始めに較べると、圧倒的に多くなりました。今日は、語句を終え、文章問題を2題終わらせることが出来ました。文章問題の正答率も、4回目ですが、上がってきたように思います。言葉の量が増えれば、また、さらに変わってくると思います。使用日に授業をやれるのは、今日で最後で、来週、2月からは、金曜日が加わります。



1月31日(木曜日)

 明日から中学受験が始まりますから、今日は、Nの学校が早くに終わるので、前もって、2時からという予定にしていたのですが、さらに30分早まって、1時30分に来ました。一応、そんなこともあろうかと、早めに準備をしていて良かったです。今日の古文は『平家物語』。大学の入試問題を基本に作ってある教材ですから、高二の生徒には、かなり難しい問題ですし、文章です。まだまだ、主語が取れない部分はあるのですが、得点も半分以上はいっていますから、今のところ、十分です。

 今日は、7時30分から、いつものJと、同学年のYの振り替え授業、で、六年生二人で、随筆を読むことにしました。室生犀星の文章ですが、言葉そのものも、中学生でもどうだろう、難しいかな?そう思われるものを、じっくり、三人で読み進めていきました。三人で、一斉に、難解な言葉を辞書で引く。私は、辞書を引くのが速くはないですが、それにしても、ほとんど、私が、一番遅いという結果でした。まあ、私の引いていた辞書が一番引きにくいと言えばそうだったのですが、それにしても、Jの速いこと、ちょっと、びっくりでした。そう言えば、これまでも、スピード、私の方が負けていたのでした。
 で、今日一番のテーマは、90字以内で、文中の犬がどう描かれているかをまとめる問題。文中のその犬の描写になっているものに線を引かせ、そして、それを順番に言って貰い、それをボードに書き出し、そして、全体140字を超えているその材料をどう整理して90字にまとめるか、そういう授業でした。ですが、二人とも、それぞれに、同様に手助けはしましたが、それぞれ自分なりのまとめが、きっちり出来上がりました。二人とも、10点満点で、8点以上あげられる内容でした。満点は、普通ないですから、本当によく仕上げました。そう思います。で、今日は、その文章を、後、3回ずつ音読してくることを宿題にしました。




1月29日(火曜日)
 
いつも通り、Nが3時30分に来て、現代文のスタートです。語句については、ほとんど完璧。ですが、並び換えにかなりの時間を要しました。志望校についての情報を新たに一つ、貰いました。今年のセンターが、国語、かなり難しかったこと、平均が、100を切るなんて、本当に珍しいという話をしました。
 で、文章問題。新しい価値の創造について書かれた文章でしたが、選択問題で間違いがあり、その間違いが何故起こっているのか、ということを探っていきました。すると、文章中に自分で引いてある線は、そうとういい感じに引けていること、が確認出来、かつ、にもかかわらず、間違えてしまっているわけについても、納得がいったようでした。次のステップが踏める、その一歩手前に来ていることが、改めて確認出来て、それは、大きな収穫でした。

6時からは、YとMの国語。今日は、宿題にしていた文章を、とにかく丁寧に読みつつ、答えの考え方について、困ったときにとる手段について話しました。すべてが知っている知識ではないし、すべての文章の意味を確かに掴めるわけではない、なのに、なぜ、解くことが出来るのか。そういう観点から文章をたどってみました。時間いっぱいかかるだろうと思っていた文章が、思いがけず、時間を余らせて終わったので、今日は、来週書いて貰う漢字をやって貰いました。さて、来週、これをいくつ書けるんでしょう。来週同じものをやるとは言っていませんから、ちょっと楽しみですね。

 7時30分からは、Mの国語と、今日から、高二のAの古文を一緒にやることにしました。というのも、丁度、中三のMは、古文の文法、用言の総復習をやっていますから、丁度、同じものをやることが出来るからです。二人、進度は少し違いますが、今日は、二人とも、2時間の間、ずっと、カリカリ問題を解き続けていました。それぞれが答え合わせをしたあと、私が覗いてみて、気付いたことを伝える、で、次にどこを見てどこをやってみて。その繰り返しでした。二人とも、2時間、ずっと、黙々と解き続けました。来週で、用言のチェックが1回終わります。





1月26日(土曜日)
 
土曜日は、一週間のうちで、一番あわただしい日です。9時30分から、いつものように、中三のTの古文。今日で、一通り古文の助動詞の説明が終わりました。もちろん、説明しながら、設問を解く、という繰り返しで、一度、助動詞が最後まで来たと言うことです。で、助動詞の全体のまとめの問題を宿題にしました。来週からは、新しい文と設問を使って、もう一回、助動詞全体をやり直します。高校に進学するまでに、助動詞がほぼ完全にマスター出来ていたら、それで、十分ですから。一週間の疲れもあり、朝、9時30分からなので、眠いかな?とは思うのですが、頑張ってよくやってます。

 今週から、12時から、高二の女の子、Nの現代文がスタートしました。今日は、初回ですから、いきなりで漢字を20問書いて貰い、言葉を15個覚えて貰って、そのチェックをしました。来週からは、毎回、漢字30、反対語10、言葉15を事前に予習して貰ってそのテストで、授業がスタートです。そのチェックと、今まで何度も書いてきました、言葉の並び換え、文の並び換えをして、プリント一枚終了。で、授業の後半に、文章問題。初回は外山滋比古の文章でした。そして、宿題も出しました。で、彼女の目指す大学には小論もあるので、その対策に、まずは何をやるのが有効か、を伝えておきました。
 漢字力は少し弱いですが、それは、一年かけて養っていけばいいですから、何も問題は無いです。私と交互に、文章を音読したときに、初見の文章をほとんど引っかからずにすらすら読める、まずは、それがいいな、と思いました。ちゃんと音読できる、これって、易しいようで、なかなか簡単ではないですから。

 今日、Jが、1時40分位に来ました。ですから、初めの20分くらいは、二人一緒になりましたので、Nとお互いの名前だけ、紹介してもらいました。漢字、反対語、語句、どれもしっかり覚えて来てくれていました。ですが、今日は、Jに悪いことをしてしまいました。いつもの言葉と文の並び換え、私が、1回間違っていて、今日やる予定だと思っていたものが、前回終わっていたのです。で、その次の問題をやってもらったのですが、この問題が、まだ、吟味不足で、私も、一緒に解いたのですが、言葉の並び替えが、組み合わせが余りにありすぎて、自分でも答えにたどり着けません。文の並び換えに進むには、言葉の並び替えが出来なければ、進めないですから、二人して、ずっと言葉の並び替えを、あれこれ考えているということになってしまいました。いつものように、Jは、だまってよく考えていましたが、吟味不足で余りに難しすぎでした。ですから、その後の文章問題が時間が無いままにとかせることになって、結局中途半端に終わってしまいました。いけませんね。
 J、天声人語、ずっと、きっちり続けています。素晴らしいです。

 5時30分から、Rの現代文。言葉の並び換えも、文の並び換えも、かなり進歩してきています。いくつかチェックすると、答えにたどり着けるようになってきていますから。言葉の暗記は、完璧。でも、今日は漢字反対語をいくつか間違っていました。文章は、「報酬」についての論説文。選択問題で、珍しく読み間違いを一つしていました。本来の設問に、R用に、設問を2題、加えてあります。加えた一問目は、文章全体の趣旨を百字以上百二十字以内でまとめなさい。その書く内容、テーマを限定的に解釈するのか、一般論として拡大して解釈していいのか、について、あれこれ話しているうちに、7時30分になってしまい、先週から、木曜から土曜に時間を変更して貰って、一緒に古文をやることにしたTが来ましたので、現文は、途中で切りあげて、Rの解答はコピーして、来週までにコメントをつけて帰すということにして、授業を古文に切りかえました。
 Rは、単語の2回目。Tは、先週お休みだったので、1回目。それぞれに○を付け、チェック問題の間違いをそれぞれに指摘して、文章問題に移行しました。二人には、設問も、文法事項も大事には違いないのですが、でも、それよりも、何よりも、文章の解釈に重点を置いて授業をするようにしています。高二とはいえ、文章をたどって、ストーリーを読み取る力は、二人とも素晴らしいですから、どこに注目すれば、展開を追いやすくなるのか、考える材料として知っておかなければならないことは何。それを復習のために、一つ一つ確認していくことが、二人の古文に対する今一番のテーマです。
 で、9時30分過ぎに、だいたい時間通りに、文章を読み終えて、長い土曜日の最後の授業を終了しました。




1月24日(木曜日)
 
いつも通りの木曜日、夕方4時30分から、Nの古文。今日は、『栄花物語』を読みました。隆家中納言が主人公の話。歴史物語は、身分の高い貴族の物語と言い換えてもいいので、物語の読み取りに、敬語が大きな役割を果たすものの一つです。従って、設問にも、敬語についての答える問題が、5つ有りました。
 まだ、高二ですから、問題的には、お茶の水女子大の問題、ですので、難しいですが、今日の文章で一番大事だったのは、全体のつながりをいかにつけていくか、でした。一見、何も関わりが無いように見える事象のつながりが見えたら、読みの半分以上がOKです。単語テストも2回目、それに、前回の復習問題をセットしてあります。繰り返し見直すことが、何より重要ですからね。


 
7時30分からは、Jの国語。前回、けっこう長い論説文を宿題に出していましたから、今日は、2時間かけて、それを一つ一つ読みながら、考えながら、答えを出していく、という授業でした。文章の並び換え、一文を文章の中に挿入する問題は、しっかり出来ていました。並び替えは、ほぼ毎回、今回の問題よりも難しいものをやっていますから、その成果が、ちゃんと出ていました。挿入問題は、Jの話によると、かなり時間を掛けて考えたそうです。そうしてこだわって考えた結果の正解は、ほんとうに素晴らしいです。選択問題の出来はあまりよくはありませんでしたが、文章の中や設問の選択肢に、知らない言葉が含まれていたようですから、幾つかの問題については、正解が出せなくても無理はありません。
 問題、文章、ともに、レベル的には、かなり高いものでそれを使っての論理的な文章の考え方を身につけること、の、その一回目ですから、一つ一つ納得することが大事なのです。なので、時間を十分かけて、自分で答えにたどり着く、答えを納得する、その繰り返し、が今日の授業だったのです。
 今日、きちんと一つ、考え方を理解して帰りました。後は、それを、考えるときに自分で使えるかなんですが、それについては、また、慌てず、じっくり、これからです。
 2時間まったく集中をきらさずに、いつもながら、本当にしっかりよくやっています。それに、一番感心しています。素晴らしいです。




1月23日(水曜日)
 
今日は、高一のNの現文を5時からやりました。彼女、今日で三回目です。漢字・反対語には、間違いはありましたが、語句はの意味は、完璧に覚えていました。かなり意味が微妙で、難しかったと思うのですが。
 文の並び換えも、3回目ですが、少しずつ要領をつかんできたようで、毎週、少しずつ、確実に進歩しているのが、見えます。本来、感覚はいい子なんですよね。彼女、理系ではありますが、必ず、国語を得意科目にできる、そう思って、楽しみに、見ています。
 そして、文章は、大岡信の評論文を読みました。時代と創造性について書かれた文章です。文章たどり方、答えの導き方、困ったときの考え方、1回1回の授業の内容を、プリントに書き込んだ、書き込みを見直し、文章を読み直してくれたら、言うことありません。頑張りましょう。




1月22日(火曜日)
 
今日は、Nの現文、学校でやった実力テストの解説をやりました。本人が解いたときに出来たと思った感触よりも実際のテストの点数がよくなかったと言うので、何が原因なのかを探るために、間違った所を、一通り全部、見直しつつ、解説していきました。テストの問題用紙に引かれている線が、しっかり内容を把握できていることを示してはいるのですが、ですから、文章が読めていないわけでは無いので、出来た、と言う感触は、間違いでは無かったんです。ですが、それを答えにする段での、選択が、まだ、正確に出来ていない。一つ一つ問題の間違いを吟味して見て見えたことです。彼も、そのことに納得していました。そして、今日、改めて、志望校についての話も聞きました。難敵ですが、後、ちょうど一年で、何とかそこまで届くように、頑張る、がんばり甲斐のある、いい目標です。

 Yの試験も終わって、今日は、6時からは、YとMの二人揃っての授業ができました。語句の並び替えと、文の並び換え、いつものように、なかなか難しい問題だったのですが、文章をたどるたどり方が、つかめてきたようで、Yは、ほとんど間違うことなく、答えにたどり着いていました。二人とも、問題の難しさにめげないで、すごく集中して、文章をたどっている姿は、本当に素晴らしいです。Mは、最初に思いついた自分なりのつながりから、視点を変えてつなぎ直すのに、今日は、かなり時間がかかってしまいました。でも、やるべき所まで、ちゃんと済ませることが出来ましたから。

 さて、今日の最後は、中三のMの国語。今日は、古典文法の総復習という、彼女のリクエストに応えて、古典文法の問題を、一から、しっかり2時間、解き続けました。時折、忘れていたり、間違ったりは、まだありますが、自分の曖昧になっているところ、忘れているものをチェックするための総復習ですからね。
 でも、今の状態、なかなかですよ。だって、まだ、中学生なんですから。でも、せっかくやっているのだから、今回の総復習で、揺るぎない力をつけたいものですね。



1月19日(土曜日)
 
今日は、センター試験の日なので、受験生にとっては、大変な日ですが、今年は、高三生はいませんので、センター試験を受けるのは、山手国語塾の生徒は来年からです。今年の国語は、少し長く難しくなったようです。受験生の皆さん、どうだったのでしょうか?センター試験の国語は、特に問題によって、年度のよって、大きく運不運が表れる試験です。
 さて、今日は、9時30分から、Tの古文。今日は、尊敬の意味のある助動詞と、推量の助動詞を説明し、問題演習、という具合に進んで行きました。ときどき、あれ??というこが、まだありますが、その回数が、毎回、少しずつ減って来ています。今日は、??というのは、2時間の中で2回だけでしたから、なかなかだと思います。学校の冬休みの課題も、遅れながらも、ちゃんと出したようですし、まずは、一段落ですね。暫くは、助動詞をしっかり身につけるために、慌てず、じっくりやっていきます。

 午後からは、Jが、2時に来ました。学校から直接なので、少し、日によって時間が前後しますが、それは、そういう予定で待っていますし、始まりは、だいたい2時くらいということになっていますので、今日は、そういう意味では、ぴったり予定通りだったということですね。
 漢字、語句は、きっちり出来ていました。前回、並び換え苦労しているな、と思って見ていたのですが、黙々と問題に取り組む姿勢は変わらないのですが、今日は、完全に自力で、かなり正解に近づいていました。その解答を見て、少し、安心しました。このまま取り組んで行けば、きっと大丈夫、そう思える答案が作れていました。文章は、先週の続き。論説系の文章を、今は、とにかくじっくり、そう思って毎回の課題に取り組んでいます。
 天声人語は、テーマも含めて、毎回きちんと取り組めています。何より大事なのは、この日々の取り組みですから、よくやれています。


 
夕方、5時30分からの積もりで準備をしていたら、4時30分位に、ピンポン、と鳴ったので、あれ?っと思って、出て見ると、Rでした。内心、少し慌てつつ、そんな様子はおくびにも出さずに、いつも通りの語句のプリントから授業をスタートしました。先週といい、今週といい、しっかり、語句も予習が出来ています。語句の並び換えも、今日は、言葉の並び換えが、一つ完全に出来ていましたし、文の並び換えも、12番のうちの10番までは完全に出来ていました。先週よりは易しかったからだ、と本人は言っていましたが、いえいえ、けっして易しくはなっていません。
 記述式の解答も、本人には何も言っていませんが、始めに見た解答とは、かなり違ってきています。できる限りあれもこれも、そう考えてしまってまったくまとまりが無かった文が、切り捨てることが出来て来つつあります。
 今日がセンター試験だということもあって、センターの話も、あれこれしました。センターは満点よね。そんな風に言っている子が学校ではけっこういるとのこと。私は、センターの国語を、毎年満点取るのは、ほとんど不可能に近いことだと思っているので、センター、国語は、そんなに易しくは無いよ。そんなふうに話をしました。何より時間がない、80分の時間で、あれだけの問題をどうやりきるか、本当に大変です。おそらく、もし、途中で、何らかの読み違いに気付いたりしたら、それこそパニックになりかねない、それほどに時間はないですから。
 7時30分の古文の始まりには、まだ時間があるので、そう思って、やってもらった文章に、あれこれ、内容にも設問にも引っかかりがあって、現代文が区切りがついたのが、8時をまわっていました。今日から、Tが、古文一緒の予定だったので、、彼が来たら、区切り、それでいいかな、そう思ってやっていたのですが、彼は今日はセンターの模試を受けたらしく、遅れるかもしれない、という連絡はあったものの、遅れてもいいですから、来て下さい、そう言っておいたので、まあ、少し遅れてきても、そう思っていたので、つい時間の区切りがつかないままになってしまいました。それに、ひっかかりがあることは、とてもいいことだし、大事なことですから。で、古文の授業が終わって時間を見ると、10時30分になっていました。驚きました。予定より1時間も遅れてしまいましたので。




1月17日(木曜日)
 
今日は、Nの古文からでした。今日から単語テストをスタートさせました。単語40個強の中から、25問出題。で、プリントの余ったスペースには、今日は、助動詞の設問を加えて、やって貰いました。N、文法は、ほぼ大丈夫なんですが、でも、まだ、幾つか、助動詞の解答の中に間違いが見つかりました。
 さて、今日の文章は、『無名草子』。二人の女房の言葉によるやりとりを、どう整理できるかが、まず最初のハードルです。
 文章、難しくて、歯が立ちませんでした。そう言っていました。このレベルの文章が読めるようになると、マーチレベルだから。あと半年で、マーチレベルの問題を解けるようにしたい。そう伝えました。頑張ります。そう言って帰って行きました。絶対に、出来るようになるからね。

 今日の7時30分からは、Jの久しぶりの授業でした。先週はお休みでしたから、半月ぶり、でした。宿題の文章を、1時間くらいかけて、解いてきた、そう言っていました。設問が、30字、80字、50字、60字と、四題、難しい問題だったのですが、諦めずに、良く書いていました。4問中、1問は、正解。1問正解を出すことさえ、簡単ではありませんから、よく考えたと思います。漢字は、いつも通り、よく出来ていました。言葉の並び替えは、今回、かなり難しかったです。2問とも、けっこう時間がかかりましたね。今までに無く、時間がかかったのですが、それでも、解く、勘はとってもいいと思います。普通、なかなかこの時間では出来ません。文の並び換えも、目に見えて、上手になってきているように思います。
 一点一画本当にきちんと書かれた漢字を見るだけで、気持ちがいいです。とっても楽しく授業をしています。



1月16日(水曜日)
 今日は、5時から、今月からスタートした高一の女の子、Nの国語の二回目でした。漢字と語句を覚えてきてもらっての、初めてのチェックでした。漢字にいくつか間違いがありましたが、語句は、しっかり覚えられていました。
 文章の並び替えは、今日一日だけをとっても、初めと最後では、すでにだいぶ違ってきています。組み合わせがうまく出来るようになってきています。
 今日は、初めて音読の宿題を出しました。やはり、漱石の短編です。まずは、二人で、交互に一度読んでみました。何度読んでも不思議な話です。
 文章は、鷗外についての評論文で、文章難易度はかなり高いものでした。ですが、設問を解く、と言うことの、本当に基礎のところは、けっこう身についているんですよね。彼女。ですが、今日の問題の中では、特に二つ、気になるところがありましたから、それを伝えました。地道に地道に現代文はやっていきます。

 今日は、7時30分から、Mの国語の振り替え授業をやりました。今日は、漢字と語句を家でやってくる時間が無かった、ということでしたから、昨日の今日ですものね、まず、覚えるための時間を作りました。で、漢字、語句、ほぼ、完璧でした。その後、言葉の並び換え、そして、文の並び換え、と進みましたが、今日の問題も、かなり難しかったようです。Mは、かなり並び換え、うまいのですが、今日は、かなり、時間がかかりました。でも、悩んで、悩んで、そして何とか答えに行き着きました。これの繰り返しですものね。どのテーマ、どの言葉、どの対応、どこかから繋がる必然を捕まえる。いうは簡単ですが、実際に解いてみると、なかなか難しいですよ。
 文章は、昨日の続きを、しっかり終わらせました。文章問題を解くことについて言っても、必然をいかに辿れるかですから。




1月15日(火曜日)
 
今日は、夕方4時40分くらいからNの現文を始めました。漢字、語句、と順調にこなしてきましたが、並び換えに、かなりの時間を使いました。まず、対になっている表現を見つけて、言葉の並び替えをして、そして、文の並び替えは、グループを三つに分けて、それぞれの文の順番の必然をたどり、そしてグループの順番を決める、その手順を踏まないと出来ないですから、相当に難しいですよね。
 文章は、宿題になっていた文の続きをやりましたが、30字以内で答えなさい、という、まとめる問題で時間をかけたため、結局、設問をやり残した形になってしまいました。来週は、文章読解からスタートして、という形を取って、この続きと、もう一つ、現代哲学について書かれた文章の二つを、まず、やることにします。せっかく解いた問題が、解いたままで時間が経つのは、いいことではありませんからね。
 昨日の大雪が、朝の時点では、塾の階段などにたくさん残っていましたから、今日の一日は、その片づけからスタートしました。幸い、駅からの道は、完全に雪かきが出来ていたので、階段から入り口のドアまでの雪をきれいにするだけで済みました。でも、すごい雪でしたね。京浜東北線、昨日、午後から、完全に止まっていました。本当に、昨日、休日で良かったですよね。朝、学校に行っていたら、そのまま、帰れない可能性もありましたよね。

 夕方、6時からは、Mの国語。今回は漢字の問題が、まず、難しかったです。Yが、試験直前ということでお休みでしたから、Mには、漱石の短編を音読して貰い、読めない所が無いかチェックして、その読みを、回数を指定して、宿題にしました。昨日は、ラグビーが中止になったそうです。ラグビーの試合の中止って、本当に珍しいです。サッカーの決勝戦も19日に延期になりましたから、無理も無いのですが。
 で、その後で、文明について書いてある、論説文をやりました。段落の区切りの問題が苦手なんです、と言いながら、チャレンジしていました。線は、けっこういい所に引けているのに、その線を解答に結びつけられていないものが幾つかあったのは、残念でした。設問の選択肢と、文章を比較することが、上手にならないと、正しい答えはなかなか得られません。時間をかけて、じっくり、じっくりやっていく、改めて指針がはっきりした一日でした。ただし、やっているものは、決して易しくないですから、出来ないのも無理は無いのです。ですが、何とか、これを読めるようにしたい。そうすれば、次、次と可能性はどんどん広がっていくはずですから。

 7時30分から、中三のMの国語、聞く所によると、来週が英検、その二週間後が漢字検定、そして、その後、卒業試験となる実力試験。で、その後、ひと月で、学年末の試験、二ヶ月ほど、ずっと、試験続きなんですね。なかなか、大変です。ですが、それぞれに、やれるだけやる、そう話していました。がんばれ、がんばれ。
 今日は、語句と並び替えのプリントが終わったら、時間が、もう、10分しか残っていませんでした。それだけ、じっくり時間をかけて、言葉の並び換え、文の並び替えをやりました。そう言えば、先週、Nが、並び換え、集中するし、本当に頭を使うから、疲れるんだよね、そう言ってました。答えに結びつく組み合わせが見えてくるまで、まずは、我慢して読まなければいけないですから、本当に、頭を使います。で、つながりが、見つからないときには、ヒントを小出しにして行きます。4番の次は何?決まるかな? 初めが決まったら教えて。 学校のまとまりを集めて。 試験のまとまりは。 それを順番に並べると、そんな感じです。
 並び替えが終わって、10分間、先週渡した文章の設問を1題やりました。振り替え授業を明日やるので、明日は、その文章の続きからスタートします。




1月12日(土曜日)
 
今日は、Tが朝、45分も早くに来ちゃいました。で、せっかくですから、9時15分からスタート、ということになりました。助動詞の活用、そして、過去・完了の助動詞。打ち消しの「ず」。そして、「ぬ・ね」「る・れ」の識別。時折、引っかかる問題はありますが、当初を思えば、格段の進歩です。それに、来週から、開始時間を9時30分に、30分早めました。その後の時間、特に、2月からは、土曜日、大変なことになりそうなんです。ですから、その準備のため、でもあるのです。

 午後、今日は1時30分位に、Jが来ました。何だか、感じが違う、と思ったら、長かった髪を、相当切っていました。天声人語は、今日も、ちゃんと提出してくれました。こつこつ、ちゃんとやってくれています。
 漢字、語句は、きちんと覚えてきていて、ほとんど完璧でした。ですが、今日の並び換えの問題が難しかったので、並び換えに、かなりの時間を要しました。後、一歩のところまで来ていながら、相当苦労していました。でも、かなり、脳を働かせているはずですから、少し、休んだ休憩時間には、かなり疲れた様子で、少しの間、うつぶしていました。2時間近く、考え通しだったのですから、疲れるはずです。で、その後に、文章を30分ほどやりました。で、残った部分は、一応、問四までやってきて下さいということで、宿題にしました。

 夕方5時30分に、Rが来ました。漢字は、いくつか間違いがありましたが、語句は完璧になっていました。で、今日は、並び替えが難しかったので、彼女も、相当悩んでいました。その証拠に、帰った後に、机の上に寄せ集めてあった消しゴムのカスの量が、ちょっと驚く位に出ていました。何度も何度も、繰り返し、消しては書き、消しては書きしながら、なかなか諦めずに、そうとう粘って考えていました。その粘りが、いつかきっと、結果に結びついてくれるから、私はそう思って見ていました。
 言葉の並び換えと文の並び換えが、苦手で、いつもこの問題ができない。そう言っていましたが、自分の持っている力を、結果として思うような得点に出来ない原因は、恐らくここにあります。でも、これって、訓練で絶対に上達するものです。その力さえ、身につけば、一気に、様々なことが解決するだろうと私は思っています。大丈夫、結果、出せますよ、必ず、私はそう思っています。読む力、解く力は、本当にありますから。後は、組み合わせて整理する力が身につけば、という状態なのです、今は。

 今日、文章は、『哲学と言葉と思想』との関係を扱った文章をやってもらいました。いや~、文章の中身は、本当に難しいです。比喩ひとつが、どこまで深く考えられてのものなのか、それを計ることさえ、困難です。ですから、設問は、内容には、ほとんど、触れられていない、そういう問題です。内容の難しさに混乱してしまって、内容には全く触れていない問題に答えられなくなる、というようなことはないか、内容を読み取るのでは無くて、ただただ、設問を解く。それができるか、という問題だったのですが、良く出来てました。それと、『欲望』について書かれた文章。こちらは、設問を三つやって貰いました。それで、時間がいっぱいかな、と思ったからです。問題は、問三の、三十字以内にまとめる問題。どこを使って、どう整理するか、その練習でした。今後も、このタイプの問題を、繰り返しやっていきますから、本人にもそう話しました。今日は、一つ、新たに指針がたった、そんな一日でした。
 で、引き続き、7時30分から、Rの古文を、続けてやりました。
 今日は『大和物語』。言い換えになっている三つの人物の呼び名が同一人物だと気付くことができるか。帝と院との関係、それに、敬語による人物特定。歌がどういう役割をこの文章で果たしているのか。今日のテーマは、そんな感じでした。それに、もちろん、文章読解に必要な単語、文法事項。

 来週から、この時間には、文法事項を一通り終わったTが加わります。受験での二人の目標は同じなので、一緒にやることが、お互いにいい作用をもたらしてくれる、そう思っています。二人になってどうなのか?これまた、来週から楽しみです。単語のテストも来週からスタートします。




2013年 1月10日(木曜日)
 
今日は、朝から、特別に、今年の2月に受験を控えている女の子の国語を、4時間みました。思っていたよりずっと、知識も身についてきています。ちゃんと努力してきた結果ですね。
 4時間の間で、しっかりとした手応えをつかんで、そして、必ずやれる、その思いをしっかりと抱いて、明るく帰って行きました。絶対にやれると私は思っていますし、信じてもいます。是非、志望校に合格してくれることを、後は、祈るのみです。
 自分を信じて、がんばれ、受験生!

 今年の木曜日の一回目ですね。夕方、5時から高二のNの古文をやりました。『大和物語』大納言の娘と身分の低い役人との恋の物語です。箱入り娘を連れて、都から陸奥国(みちのくに)、今の福島県まで逃げて行くというお話です。そして、来週から、いよいよ、単語のテストをスタートします。毎回40個くらいずつの単語のチェックをやります。単語が分からずに文章は読み取れませんからね。文章読解をするには、単語力と文法力は、まず、必須ですから。単語452個を11回に分けてテストしていきます。Nは、いつかいつかと待っていた節があります。何らかの機会を作って貰わないと、なかなか覚えきれませんからね。Nの文法力は、識別の問題を少しまだ間違えるかな?という状態ですが、まだ、高二ですからね。十分です。

 夜は、Tの古文とJの国語の日なのですが、Jがお休みでした。前々から、メールで連絡を頂いていたのでした。Tは、12月から始めて、今日で、識別のプリントも全部終えましたので、来週から、土曜日の7時30分からに時間を変更して、Rと一緒に古文をやることになります。このクラスも単語スタートです。二人は国立系ですから、必要なことは、まったく同じですから。一つ違いがあるとしたら、Rが理系、Tが文系と言う違いぐらいです。この二人、本当に楽しみです。




2013年 1月9日(水曜日)
 
今日は、高一の女の子、Nの初めての国語の授業を、夜、7時30分から行いました。理系の子なんですが、初めての授業なので、今、どれ位の力があるのか、を知るために、いきなり漢字を書いて貰い、そして、その後、語句を覚えてもらって、それをテスト、そんな感じで進めていきました。並び換えの問題には、それぞれ、どこかで引っかかっていましたが、反応がとってもいい子なので、たどり方が身につくのに、余り時間はかからないのではないか、と思いました。ですから、本人にも、けっこう早くに、結果に結びつくんじゃないかな、と伝えておきました。
 で、文章は、日本語についての論説文の問題をやりました。基本的な設問にたいしては、しっかり正解を導いています。で、交互に文章を読んで行きつつ、間違っている問題は、何がいけなかったのか、あるいは、何を見落としたのか、どう較べて、で、どう判断するのか、そんなふうに文章をたどっていきました。
 初めての2時間の授業、私自身が、文章を通して、彼女とやりとりをしていて、楽しい時間になりましたから、彼女の、けっこう強い、国語に対する苦手意識が、自然と、薄らいでいってくれるように、そう考えつつの初めての授業でした。彼女が、楽しかった、あるいは、面白かった、そう思ってくれていたら、いいスタートになったのだと思います。




2013年 1月8日(火曜日)
 
今日が、新しい年のスタートになりました。
 まず、夕方、3時30分から、Nの現文でした。今日は、彼から、また一つ、新たに嬉しい話が聞けました。彼は、どうしようもなく、現文が苦手で、学校の国語も点数が取れないし、まして、模試は、とんでもない偏差値だったのですが、そんな彼が、現文がどちらかというと、得意科目になりつつある、と言うのです。小説は、まだ、読みこなせないけれど、論説文は、もう解ける、というのです。実際、直近の東進の模試では、論説文50点満点で、44点だったそうです。もちろん、どんな論説文も読みこなせるわけでは無いのですが、でも、とにかく、何より嬉しかったのは、彼が、「もう、現文は、苦手意識はない。」と言っていたことです。
 出来ると思ったものでなければできない、それは、確かでしょう。とすると、何より大事なことは、出来ないとは思わないことでしょうから、彼のこの言葉は、本当に嬉しい言葉でした。


 
夕方、6時からは、YとMの国語でした。正月前に出していた、宿題が、文章は、かなり興味深い内容のものだったのですが、設問がそうとう難しいものだったのです。60字以内でまとめなさい。80字以内で説明しなさい。そういう問題が、続いている問題でした。お休みを挟みましたから、ちょっと、時間をかけて考える、苦しむ、ということをしてほしかったのです。感心なことに、二人とも、難しさに、簡単に諦めてしまう、ということはなく、何とか答えを出そうとして苦労した後が、解答に見えます。いきなり、こんな問題の答えがサラッと出てくるはずは無いので、答えには行き着かないまでも自分なりの解答を作る、その姿勢が大事なんです。今回の記述の問題の、半分は、そう遠くない時期に答えが出るように、二人とも、なるのではないか、と思っています。選択問題は、二人とも出来ていましたから、その時点で、7割くらいの得点にはなります。
 授業時間、2時間のほとんどを、今日は、記述問題の答えをどう作ろうか、という時間にあてました。次の時間は、ある程度の難易度の論説文の選択問題をやって貰おうと思っています。

 夜7時30分には、Mが来ました。彼女には、まずは、いつも通り、語句と並び換えの問題をやって貰いました。並び替えの問題が、かなり難易度が上がっているので、いくつかのグループに分けてつながりを整理し、最後に、そのグループ毎の順番を決める、そんな風にしないと解けないようになっているので、並び替えには強い彼女なんですが、かなり、今回は時間がかかりました。
 そして、文章は、「欲望」について書かれた論説文を、一緒に読みました。私と交互に文をよみつつ、どこを見、どこに印をつけ、どう考えて設問の答えを選んでいくか、を、一緒に考えていきました。





12月27日、(木曜日)
 今日は、夕方まで予備校の授業が入っていましたから、授業は、夜だけ行いました。夜、7時30分から、Yの国語とTの古文でした。Yの漢字に、まだ習っていないものが紛れ込んでいました。しかも、三つも。でも、書けなかったものは、習っていないものも含めて練習しました。
 宿題は、しっかりやってきていました。言葉のつなぎがおかしいので、40字以内でまとめる問題には○はあげられませんでしたが、書く問題も、しっかり答えを書いてきているのは、本当に素晴らしいことですよね。今日は、宿題の○を付けた後に、まず間違いを直して、そして、全体を一緒に考えながら読んでみました。
 文の並び替えの問題、かなりの我慢が必要です。前からは、なかなかつながらない文を、後ろからの判断で入れていく、というようなことが今日は必要だったのですが、並び換えるための鍵を見つけるスピードが、とても速いです。知らない言葉を辞書で引きつつ、文章を読んで、内容のチェックもまたやりました。

 Tの古文は、助動詞の残りを一通り、やって貰って、それを、ダーッと答え合わせをして行き、助動詞は終わって、識別に入りました。完全整理を見つつ、自力で考えつつ解いていっていました。「ぬ・ね」「ば」「る・れ」「なり」「に」「なむ」と、どんどん進んで行っています。9時30分にYが帰った後、何か、問題は?と訪ねると、「る」と「れ」の識別がちょっ分かりにくいと言うので、「る・れ」の問題を一通り全部見直して、整理できていない箇所をチェックしました。もう一回、識別をやって、その後は、文章にの読みに進んで行く旨、今日、話しました。 目標が同じなのだから、Rと一緒に出来るといいかな、そう考えました。いよいよ、後、1回で、識別の卒業をして、文章の読みに入って行きます。




12月26日、(水曜日)
 今日、水曜日は本来なら授業が無い日なのですが、冬休みで、私の予定がいつもと違いますから、今日は、Mの振り替え授業を実施しました。今月、三回目の授業です。今日の漢字は、20問中19問正解、間違った一つも、漢字の覚え間違いでしたから、文句なしでした。言葉の意味は、なかなか微妙なものが含まれていて、かなり難しかったのですが、けっこう出来てました。ただし、これは、言葉を覚える、増やすための演習ですから、やった後が大事なんです。コツコツ、一つずつ、いかに自分の語彙に変えていくか、が問題なのです。
 今日の並び替えは、なかなか苦労していました。それだけ難しかったと言うことなんですが、我慢してじっくり答えを出していました。
 今日の文章のテーマは、「文化」でした。文化と土地との結びつき、そこから文化はスタートする、そういう内容の文でした。どこに線を引くか、の練習の一回目ですね。それと、25字以内にまとめる問題の1回目、どういう風にたどるのか、を私と交互に読みつつ見ていきました。まずは、このレベルの論説文を克服したいですね。じっくり、しっかり取り組んで行きましょうね。




12月25日、(火曜日)
今日は、私が、夕方まで予備校の講習があって、時間が取れなかったので、夕方の授業は、お休みにしました。で、夜の授業だけ、になりました。Yの授業は、いつも通り、言葉の演習をからスタートしました。今日の漢字、かなり難しいものが、いくつか入っていたので、意味を辞書でひきつつ、それを見せて、というのが、3つ位ありました。微妙なニュアンスの言葉は、辞書と共に、の方がいいですから。で、言葉の並び換え。一文を作るのもは、しっかり、一回目に正解しました。で、文の並び替えは、最初を決めて、続きが見えないので、いったん他の組み合わせを作って、そして、そこから全体を考える、そんな風にしないと解けない問題だったので、手前味噌になりますが、なかなかいい問題でした。
 文章は、前回途中で終わってしまっていた、難解な文章の続きをやりました。比喩や倒置や、が、当然のごとくに並んでいる文章、ですから、読みこなすのが、なかなか大変なので、まず、一緒に読むということをしつつ、内容に迫っていく、そのやり方は、前回と変わりません。ですが、今回は、設問を解く、という要素も加わりました。
 空欄補充問題、思いがけず、サラッと出来ました。この手の問題を、何度か、繰り返す事ができたら、解き方を一つ、マスターできるはずです。で、宿題は中途半端になった部分を書いてくること、にしました。

7時30分からは、Mの授業でした。二回お休みしたので、久しぶりです。初め、次の言葉の問題を渡してしまって、困らせちゃいました。漢字20題、書いて貰った後に気付いて、もう一枚、今日の問題を初めからやって貰いました。
 彼女は、並び替えが、速くて、ここの所、かなり正確なんです。今日も並び換え、かなり早くに終え、しかも、それぞれ、一カ所の入れ替えだけで正解して終わってしまいました。ですから、間違って渡したプリントの漢字部分も、ついでだから、とやって貰いました。
 文章は、日本語の特性の問題でした。半分くらいのできでしたが、このレベルのものを読み続けていくことが、そして、そこで扱われている文章のテーマごとの内容を理解していくことが、自力をつける最も有効な手段です。
 対比すべきと言葉、内容、考えにくい設問を、具体的に当てはめて考える、そして、何より、日本語の特性に対する知識を得ること、それもまた、今日の大事なテーマでした。
 まず、間違った問題を一つ一つ一緒に辿っていって、その上で、全体の内容を説明していって、終わったのが、9時40分でした。




12月22日、(土曜日)
 土曜日は、今日が、今年最後の授業でした。
 今日は、Tの古文が朝、10時からでした。前回、動詞の3回目だったのですが、今日は、用言の4回目をやりました。ですが、彼、明らかに前回から進歩していました。まだ、いくつか、覚え違いを今日も見つけましたが、ここはひっかかるかな? と思う所も、かなり今日はすいすい進みました。で、何と、一日で用言を一回終わることが出来ました。最後などは、品詞、言い切りの形、活用の種類、活用形を、サラッと答えて、見事、一日で用言一通り終了、という所まで来ました。前回は、なんとか、出来はするけれども、時間がかかりすぎて、これでは、試験では時間が足りなくて全問答えるのは無理だな、って思っていたのですが、彼、ちゃんと復習してきました。しかも、かなり。でなければ、こんなに進歩しているなんてあり得ないですもの。「今日で、用言、卒業だね。おめでとう。」お昼前に、そう言って、Tを送り出しました。嬉しいですね。着実に進歩しています。学校で出された、ちょっと理不尽な宿題も、「ちょっとひどいと思うけど、どうせ、やらなければいけないものなら、これをやって、どれだけ、自分が自力で力を付けられるか、挑戦、そういうつもりでやろうよ。」と、話しました。次の授業は、来月の12日ですが、それまでの、かれの進歩、また、楽しみになりました。


 
12時からのJは、いつも通りに、言葉のプリントからスタートしました。漢字、反対語、言葉の意味、そして、並び換え、いつものプリントです。今日の並び換えは、なかなか初めの文が決まらない、だから、確かにつながる文を見つけてつないでいきながら、三つくらいまとまりを作って、で、その上で、始まりがどれ?と解かなければいけなかったので、大変だったんですよね。でも、粘り強く考えて、しっかり答えにたどり着きました。
 そして、今日は、書く問題を、多分、初めて、やってもらいました。思った以上に、苦労して、時間もかかりましたが、少しずつ、ヒントを出しつつ、できる限り、こちらも、答えを言うのを我慢して、自分で言葉が出てくるまで、じっくり導いて行きました。
 冬期の宿題は、天声人語の、テーマの書けていないものに、題を付けてくること、という宿題にしました。今週一週間の天声人語の表題、なかなか良い題を付けていました。で、「題をつけるの、うまくなったね、分かりやすい良い題を付けてると思うよ。」率直に、そう伝えました。すると、心なしか、ちょっと、恥ずかしそうにしていました。


 
さて、5時30分からは、今日は、Rの現代文でした。前回やった、白洲正子の文章を使って、説明しなさい、という問題の答え方の典型を示して、まず、それを理解して貰うことから始めました。そして、文章全体を120字にまとめる、という前回の最後にやった問題、実は、短くまとめ直すのを宿題にしていたのですが、他の塾の冬期講習が間に挟まったり、また、24日に試験だと言っていましたから、試験直前ということもあったのでしょう。宿題、出来ていなかったので、前に模範解答を書いて、それをまとめ直す、ということを一緒にやりました。どこを取ってどうつなぐ、その練習ですね。内容を最小限にまとめると、30文字にまとめられる。そこまでやりました。そして、次に、以前読んだ、文化についての文章の、特性を二つ、25字以内のまとめる問題をやって、今日の現文は、終了しました。
 あれもこれもと、使える材料を広げすぎる傾向があるのが欠点なので、設問毎に、いくつくらい使うのが目安か、それを伝えるのが今日の授業の要点でした。

 そして、続けて、古文の授業に移りました。来週の授業ができないので、その分の古文を今日やりました。前回の『更級日記』の中途だった所と、新たに、今日は、『宇治拾遺物語』を読みました。
 文章を読み取る勘は、とってもいいので、単語力が加わり、読む要領がつかめたら、古文は、相当いい点数が取れるのでは、と思われます。今は、まだまだ、何カ所か、主語の取り間違い、内容がたどれないところはありますが、授業中に、しっかりメモを取っている内容を、ある程度身につけられたら、その時点で、読める度合が変わってくるだろうと思って見ています。課題は、こつこつ、単語をどれ位覚えられるか、だと思っています。それさえ、克服してくれれば、相当なところまで古文を読みこなせるようになってくれるだろうと思います。これも楽しみです。




12月21日、(金曜日)
 
今日は2時から、Yの振り替え授業を行いました。一人での授業だったので、今まで、4回分の漢字120個の復習に、二度目のテストをしました。書ける漢字をいくつも間違ってしまっていたのは、もったいなかったですね。でも、すぐに気付いて改め、結果、全部で20個も間違ってはいなかったので、もう一度見直しさえしてくれれば、それでいいですね。
 で、今日は、そのまま大学受験に出題しても良いような、かなり難解な文章、無駄なく、しっかりと吟味されて選ばれた言葉によって書かれた文章を二人でたどっていきました。
 時に、省略を補い、時に、行間を考えつつ読むということが出来ないと、完全にはとらえられない文章でしたから、挑戦のつもり取りあげたのですが、私と段落ごとに交互に二回ずつ読み、そして、言葉の意味と文章のつながりを、一緒にみていきました。読解力を磨くにはうってつけの文章です。ただ、六年生の今の時点で、これを自分だけで読んでいくのは、まだ、無理だと判断して、あれこれ、話を交えつつ、まずは、設問にはこだわらずに、読み取る、という行為に集中して授業を行いました。でも、十分ついてきていましたから、良かったです。
 きっと、大丈夫。そう思って選んだのですが、やはり、なにせ難しい文章でしたから。でも、それこそ、杞憂でしたね。半分弱残りましたから、残りはこの次に。それにしても、この難しい文章に、本当によく我慢して取り組みました。



12月20日、(木曜日)
 
今日は、1時30分から高二のNの現代文の振り替えの授業でした。いつものように、漢字30題、反対語10題、の確認からスタートしました。漢字が一つ間違い、反対語はいつものように完璧でした。その後、並び替えの問題2題。論説文からの並び替えの出題だったので、なかなか難しかったようです。内容、あるいは、言葉から、いくつかの組み合わせを作り、全体の論旨をつなげるわけですが、まず、確かなものから考えるということ、そして、前からいけなかったら、終わりから、または、後ろからのつながりを探る、確かな所からとりかかる。それをやらないと、おそらく、答えにはたどりつけません。難しいですが、それだけに、効果大です。
 今回、初めて、宿題に、30字以内でまとめなさい、という問題を3題課していました。三つとも答えを書いていたので、それはそれでいいのですが、なかなか、自分で書いて説明するというのは、難しいようです。ですが、そこまで行き着かなければ、国語ができるとは、言い難いですからね。

 4時近くまでやって、Nには、一旦休憩をしてもらって、その間、前回やった『更級日記』の残った部分の見直しをやってもらい、今日の分の宿題を前もって渡して、そうしている間に、今日やる古文の文章を、一旦できるだけ、ホワイトボードに書いて、5時に授業をスタートしました。5時からの古文は、NとRの二人です。『更級日記』の続きをやりました。高貴な貴族の娘が亡くなって、亡くなったその娘のことをちょくちょく思い出してくれていた作者の元に、娘が猫の姿になって現れる、という不思議なお話です。思いがけず、時間前に終わってしまったので、当時の人々の「祈る」という行為について話をし、その後、宿題の筈だった、『大和物語』を20分位時間を与えて、解いてもらいました。

 7時10分に二人の古文を終え、今日の最後の授業、Tの古文と、Jの国語を7時30分から始めました。J は、電車が遅れていて、20分ほど遅れてスタートということになりました。事前に連絡を頂いていたので、Jが来る前に、Tに、「らむ・けむ・なり・めり・らし・べし・まじ・じ・むず・まし」と、推量の助動詞の説明を一通りやって、助動詞の意味と活用形を答えさせる問題を、やってもらいました。Jには、いつものプリント、抽象と具体の問題、そして、漢字30個、いきなりの漢字テストなのですが、何と、30問中27個正解。本当に素晴らしい漢字力です。言葉を並び換える問題は、二問とも、一発で正解でした。で、それを含めた並び換えは、一問目にちょっと苦労したかな、でもそれを生かして、二問目は一回で正解を出しました。考えるスピードの速さは、武器ですね。宿題の出来は、前回に比べて良くなっていました。なかなか答えを探せなかった問題を、何度も繰り返しあきらめないで探したそうです。45字以内で書く問題も、しっかり書いていました。正解ではありませんでしたが、△はあげられる答案でした。で、宿題の間違いの訂正は、20分前には終わって、さらに、新たな文章の40字の書き問題をやったところでちょうど時間になりました。書く問題も、文句のない解答を作るのにこだわるその姿勢は、とってもいいことですね。
 Tは、その後も助動詞の問題を次々にこなしていって、あと、「なり・まほし」の二つを残すのみとなりました。来週、これを終えて、識別をやったら、文章に入れますね。きょう一日で、いったい何問解いたんだろう。相当な数の問題をこなしたのですが、間違った問題は、全部で5問くらいでした。見事です。




12月18日、(火曜日)
 
今日は、3時30分から、高二のNの現代文でした。今日の課題の漢字と語句のプリントを手に持って、時間ぴったりにやって来ました。きっと、学校帰りの電車の中でも、しっかり確認していたんだと思います。漢字は、覚え間違いがひとつだけ、反対語は完璧でした。よく覚えています。10分とった休み時間の間、珍しく、ずっと、うつぶせて寝ていましたので、疲れているのかな? そんなふうに思って見ていました。
 宿題の文章題、これが全部できるようだといいね、そう言って渡した問題、11問中6問正解でした。直後の文章との対比を見落として間違っている問題を、とても、くやしそうにしていました。この気持ちがとっても大事なんですよね。少しずつ、自分でも、これは出来たはず、できなければいけない問題だった、そう思う問題が出てきているのは、本当にいいことです。宿題の文章は、日本語の特性に関する問題でした。で、この手の問題は、何より、その特性を知識として知っていることが大事です。
 宿題をやり終えて、時間が20分ちょっとしかなかったので、今日の宿題の「文化」について書かれた文章を、一度、一緒に読んでみました。ここには、印を付ける、ここには線を引く。言い換えが、3回続く、その3回目に設問。どこから解けば良いの?そんな感じですね。
 文の仕組みが解体できるようになったら、のっぺりして見えていた文章の見え方が変わってきますから、格段に全体がつかみやすくなります。その練習を、一緒に読みながらやっていきました。で、宿題に、30字のまとめを三つ課しました。それに、冬休みの宿題に「天声人語」。テーマと、言いたいことを60字でまとめる、あるいは、もっとも大事な文を二つ抜き出す、という課題です。
 今日は、彼の成績について書いておきましょう。
一学期の中間テストが、262人中210番。で、その後、6月に入塾して、現代文と古文を始めました。とにかく、現代文ができないんです。ということだったんですが、確かに、ひどい点数でした。で、一学期の期末テストは、190番だったそうです。期末の現代文は、中島敦の「山月記」が試験範囲なんだけど、難しくて全く分からない、ということだったので、一緒に教科書を読んでいきました。漢文の素養の豊かな中島敦の文章は、難しいです。実は教科書のレベルって、けっして侮れないんです。初見で読んだら、とんでもなく難しいものも、かなり含まれています。で、確か、一学期の期末テストの現代文は、何とか、平均点を超えた、そんな点数でした。
 そんな彼の成績が、
二学期になって、急激に変わってきました。お母さんから頂いたメールには、やっとスイッチが入ったようなので、しばらくこのまま見守っていきます、そう書かれていました。で、本人もまた、私に、最近、「どうやって勉強したらいいか分かった」そうポツリと言っていました。
 で、
二学期の中間が、学年120番。なんと、期末テストは、学年60番。クラスでは、36人中 4番だったそうです。中間テストも期末テストも、できなかった現代文、平均をだいぶ上回っています。期末テストの時には、漱石の「こころ」を一緒に読んでいきました。
 もちろん、彼が本気になって取り組んだ結果ですから、ほめるべきは彼の努力です。そして、もちろん、みんながみんな彼のような、劇的な結果が出ているわけではありませんが、でも、7月に始めて、半年近く経った生徒たちの国語の点数は、みんな、それぞれの学校で、平均点をかなり下回っていた子達が、みんな、平均点に届く、あるいは、超えるところまでは来ています。
 で、私は、というと、そんな生徒たちの今後の力の伸びを本当に楽しみにしています。

 今日の6時からは、MとYの二人の国語でした。抽象化と具体化の問題をやって、漢字30問書いて、で、文の並び換えの問題1題。それに、言葉を並び換えて一文を作る問題、2題。そして、それを含んだ文の並び替えの問題、さらに1題。二人ですが、お互いの進度や結果がやっぱり刺激になります。で、その後、宿題だった文章を私を入れて三人で交互に読んで、まずは、40字以内で説明する問題に取り組みました。設問のヒントから、どのあたりを探せばいいのか、で、結果、どの一文を使って書いたのか。二人の素晴らしい所は、宿題の、40字、120字という問題に、二人とも、きちっと取り組んで、ちゃんと自分なりの答えをまず、書いていることです。かりに、もし間違っていても、まず、自分で書くことが何より大事なのです。
 120字の問題は、「自然と頭が下がる思いだった」と文章にある、それと同じように、自分の経験からでも知識からでもいいから、「頭が下がる思いになった」ことを書きなさい。そういう問題だったんです。Mは、IPS細胞の山中教授、Yは、アウシュビッツで身代わりを申し出てガス室で死んだ神父のことを書いていました。私は、山手国語塾のすぐ前の横断歩道で、毎日、小学校に通う子供たちの世話をして下さっているおじさんの話と、Yの話に触発されて、三浦綾子の「塩狩峠」の神父さんの話をし、二人とその他に、って話しているうちに時間がきました。

 7時30分からのMは、今日は、体調がよくないということで、お母さんから連絡をいただきました。体調が戻ったら、どこかで時間を取りますから、と言って、電話を切りましたが、早く、体調が戻ってくれるといいんだけど。




12月17日、(月曜日)
今日は、7時から、Mの振り替え授業でした。先週、読み始めた小説「思い出」がちょうど半分で終わっていたので、その続きをやりました。心の動きや、人物の言葉が語られた意図をたどっていかなければならないので、かなり難問でした。でも、教える側が決してやってはいけないことの一つは、これは無理だろうと勝手に線引きしてしまうことです。読んで、考えて、感じて、そして、その後です。どう解くかが問題なのは。2時間のうちの90分以上を、読んで、考えて、という時間に使いました。で、残りの時間は、抽象化と具体化、漢字。で、漢字の途中で時間になってしまいましたので、9時10分くらいに、授業を終えて、並び換えの問題を一つ、宿題にしました。さて、けっこう手強いんだけど、正解してくれるかな?時間を追っかけて並べていく問題、解くのは、2回目です。9時10分過ぎに、今日は彼の授業で終わりだったので、駅まで、送っていきました。



12月15日、(土曜日)
 
実は、今週の木曜日、汐留にある、パナソニックミュージアムに、ジョルジュ・ルオーの「I Love Circus」を見に行きました。だいぶ前に、NHKの日曜美術館で紹介されたのですが、ルオーは、以前から好きな画家の一人ですから、出来れば、見に行きたいと思っていて、会期が今週の日曜日(16日)までだったので、授業前に、ちょっと無理をして、新橋まで行って見てきたのです。
 これまでも、山梨の長坂にある清春芸術村に、桜の時期に出かけて、ルオーの記念館や、清春白樺美術館を見に行ったり、ということをしてたのですが、今回ほど、「サーカス」の絵がそろったものを見たことはありませんでしたから、とても、よかったです。ちょっと無理をしてでも、見に行ってきてよかった、そう思いました。

 今日、土曜日は、午前中10時から、中三のTの古文ですが、懸案だったテスト、一応、大丈夫だったということだったので、「よかったね。よく頑張ったね。」そう言って、握手をしました。今まで、一度も結果を出せなかったのに、今回は、今までとは違う結果を出せた、ということは、それだけで十分な価値だと私は思いますので、出来るだけしっかりと彼をほめてあげたかったのです。
 まだまだ時間は十分ありますから、彼には、高二の終わりまでには、絶対に、古文は、もう、まわりに負けない、そういう力をつけようね。2年間あるから、慌てることは何もない。じっくり一つ一つ出来るようにしていこうね。そう話しました。
 まず、一度、こうして、自分が努力した事が、形になって見えることが大事なのです。彼は、ここからスタートです。これからが、楽しみですよ、とっても。
 で、今日は、初めて、かな? 最初に、彼が自分から質問しました。「サ変って何ですか?」 それに、私は、できるだけ、丁寧に答えました。おそらく、ここから彼の本当の意味での勉強がスタートしたのだと感じたからです。今日は、こころなしか、今までよりほんの少し、自信を持って取り組めている、そんな風に感じました。本当に、これからが楽しみです。

 12時から、高一のJの国語です。漢字は、20問中16問正解。今週の感情を表す言葉は、かなり微妙なものが三つあったので、それを、二人して辞書を引きつつ、意味を確かめて、並び替えの問題に進みました。並び替えの問題、今日のはなかなか難しかったので、かなりの時間を要しました。作った私が、一緒に悩んでいましたから。で、つながりを、根拠とともにたどりつつ、考える手順を一緒に探っていきました。文章問題は、今日は、問題を正解することよりも、日本語の言葉の特質の理解が大事だったので、全体を交互に読みながら、言葉、について話すということをしました。その上で、自分が設問を解いた文章をみせて、読む時に、実際に引いた線やマークを見て貰いました。
 「天声人語」毎日、きちんと読んでいます。期末の結果を今日見せて貰いました。よくなかった、と本人が申し訳なさそうにしていますから、うん、目標は80点だね。古文の方が点数は良くなかったみたいだから、そこのところを改善していこう。そう言いました。いつか、よかったよ。そう言って、にこって笑う顔が見たいですからね。
 夕方の授業は、今日はお休みになりました。少し、早く、今日は帰れるかな?




12月13日、(木曜日)
 
今日は、高二のNが、いつも通り、4時30分に来て、古文をスタートしました。前回の続き、前回早く終わって帰った分の『十訓抄』の続きをやり、10分ほど休憩して、今日は、『更級日記』を読み始めました。一緒にやっている女の子が、お休みだと、事前に連絡が入っていたので、「今日は、一人だよ、Rお休みだって。」と言う言葉で、授業を始めました。
 彼は日記文学を読むのは初めてです。まず、20分与えて、設問を解いてもらったんですが、なかなか難しかったようです。今日の授業は、文章全体の3分の1位のところで終わったので、残りを、もう一回読み直して、やり直すことが、今日の宿題です。残りの3分の2の展開を、始めの3分の1から、どう考え結びつけられるか、その訓練には、丁度良い量と内容です。
 授業中、思いがけない言葉を知らない、ということが、今日は2つありました。一つ一つの文を、少人数で向かい合って、丁寧に確かめているからこその発見です。
で、今日の授業は、7時15分に終了しました。

 7時30分からは、高二のTの古文と、小六のJの国語を一緒にやりました。この二人が同じ時間に授業を受けるのは、今回初めてです。まず、Tに、昨日説明した、「ぬ」と「る・れ」の識別の問題をやらせている間に、Jの宿題の○付けをして、間違った問題を、一つ一つやり直していくことにしました。
 「60字以内で説明しなさい。」という問題も、間違ってはいましたが、しっかりと書いていました。自分なりの、その解答にたどり着くまでに、3回書き直したそうです。自分なりにしっかり考えられていたことで、修正点を指摘されると、すぐに60字の解答を書き上げられました。あきらめずに、三回も書き直した努力は、必ずいつか結果となって現れます。
 Jは、今日が2回目の授業ですが、前回の授業と較べると、すでにかなり違ってきています。少し、早のみこみのところがあって、名前の漢字を書き間違っていたり、抜き出した文の一字を書き間違っていたり、もう少し、あわてないでやれれば、と思う所はありますが、同じ時間をかけて、前回にやったことと、今回やれたことの量の違いは、歴然です。字のきれいなのと、漢字の書き取りが素晴らしいのは、本当に気持ちいいですね。
 文の並び換えも、まだ、一回やっただけなのに、今回は、前回と比べると、格段の進歩でした。来週やる予定だった文章にまで、今日すでに入り、9時33分に、一緒に教室を出て、下で待っていらっしゃるお母さんに、お渡ししました。
 Tは、その後、「ね」の識別、「る」「らる」「す」「さす」「しむ」、さらに「む」と、完全整理のプリントを説明、問題演習、説明、問題演習と、さくさく問題を解いて、9時45分位に帰って行きました。帰りに、これだけスムーズに進んでいるのは、さすがだね、素晴らしい。と言って、送り出しました。
 二人とも、カリカリ、本当にしっかりと取り組んでくれているので、本当に、先が楽しみです。



12月12日、(水曜日)
 本来は授業のない日、ですが、先週の木曜日に試験でお休みだった、Tの、振り替え授業を行いました。古文、一回で、動詞を終えましたから、今日は、形容詞、形容動詞からです。で、スムーズに形容し、形容動詞を終わらせて、二回目で、もう、助動詞に入りました。助動詞の活用を終え、過去完了の助動詞を終わって、「る・れ」の識別と、「ぬ」の識別の説明。どんどん進んでいます。明日は、尊敬の意味のある助動詞からのスタートです。




12月11日、(火曜日)
 
今日は三時半から、Nの現代文。ここのところ、知識がだいぶ増えてきたし、取り組み方のこつのようなものが身についたみたいです。例によって、漢字三十、反対語十、そして、感情を表す言葉十五、そして、文の並び換え問題を二題。文のつながりを見つける力が、以前よりだいぶついてきたみたいです。今日の文章問題、記号問題は、すべて正解していました。落としたのが、漢字一問と、記述問題、二題だけ。なかなか良い答案になってきました。半年前とはずいぶん違ってきています。嬉しいですね。
 六時からの二人のうち、女の子が今日は欠席でした。体調を崩したと連絡をいただきました。で、今日は、男の子、Mくん一人でしたから、前回、一つ残っていた、文の並び替えの問題と、これまでの三回分の漢字のチェックをしました。で、その後、文章は、小説に取り組みました。微妙な言葉を使い分ける問題がかなり難しかったようです。まだ、文のつながりがうまくたどれていないので、文の並び換えに、相当、苦労していますが、時間を掛けて、じっくり取り組んでいくつもりです。今日の文の並び替えは、時間の流れを追っかけて、時間の経過通りに整理する問題でした。勝負は、いかに我慢して考えられるか、です。頑張れ、そう心の中で言いつつ、自分で鍵を見つけるのを、できるだけ我慢して見ていました。で、終わりが、少し遅くなってしまいました。

 中三の女の子のMは、今日は、試験期間中で、お休みでしたから、夜、久しぶりに、少し早くに家に帰れました。と言っても、すでに、九時半は過ぎていましたが。




12月8日、(土曜日)

 午前中の授業、古文は、今、用言の三回目をやらせています。かなりできるものが増えて来てはいるのですが、まだ、え~? っていうものが答えられなかったり、迷ったりがあるのと、何より、答えを出すのに時間がかかりすぎるので、慌てず、用言をじっくり、きっちり、と思っています。で、これで三回目ですから、やった問題(と言っても、もちろん、三回とも違った問題をやっています)を完全に出来るように復習することと、形容詞・形容動詞の見直し、を宿題にしておきました。

 高一のJは、今日は、学校の試験対策を二つやりました。先週がお休みだったので、その振り替えで、今日、十二時から、四時間で、きっちり、古文+現文を終わらせましたので、試験、ばっちり、かな? 
 子供たちの生活のメインは、何と言っても、学校なのだから、特に私立の子は、まず、学校で、しっかりした位置にいることが、やはり、大事です。苦手だという意識が、どれだけ、問題を解く邪魔になっているか、と思うからです。点数が取れ、順位が上がっていくことで、苦手意識が自然と薄れていく、そうなってからが、本格的な始動だと思っています。

 今日から、土曜日は、夜を空けられましたので、Rを送り出して、今日の授業は、終わりです。先週まで、二時間の授業を4つ、やっていましたから、一つ、火曜日に変えてもらったおかげで、三つになりましたから、来週から土曜日がちょっと楽になります。
 彼女、五時半に来て、八時前まで、しっかり書く問題に取り組みました。今までと違って、かなり苦労してやっていたのは、机に残った消しゴムのカスが証明しています。いつもの五倍くらい、もっとかな? 消しゴムのカスが残ってます。ある程度の長さの文章を書いたことが、何年もないと言っていたのですが、その為、でしょうね、思った以上に、書くことに苦労していました。まあ、書かせたテーマも難しいんですけどね。
文章の内容から、オリジナルで、全体のまとめになるような設問を作り、それを百二十字以内で、説明しなさい。という問題にしました。実際に自分で書いてみて、この字数だな、という判断でした。三回ほど書き直して、書き出しが今のままだと構成が難しくなってしまうので、取り扱う順序を変えることで、全体の流れがスムーズになるように手直ししました。で、それでも、途中のつながりが難しくて、そのつなぎをつけられる言葉を一緒に探して、ほぼ、模範解答になる解答を仕上げて、という風にやっていたら、八時前になっちゃいました。

 先日買ってきた加湿器も、今日は朝からフル稼働してくれて、朝入れた、お水が、もう、ほとんど残っていません。九割方、無くなってます。その分、とても快適でした。プラズマクラスターぷらすナノイオン、ですから、最高の組み合わせですよ。


12月6日、(木曜日)

 今日は、高二のNが、早くに来て、ちょっと早くに帰りたいんで、先にやって貰うって、できますか? って言うので、どうして? って聞いたら、どうしても見たいサッカーの試合があるんですって。 だから、それに間に合うように帰れると嬉しいんです。そう言うので、早くに始めて、区切りの良い所で、間に合うように、ちょっと早くに帰すことにしました。続きは、来週に回して。けっしてけじめがつかない子ではないですから、まだ、高二の今は、まれにこういうことがあっても、いいでしょ。
 Rは、今日は、五時半に始めて七時四十分まで、びっしり、古文をやって帰っていきました。彼女は、途中、休む? って聞くと、いいえ、いいです、と言うので、いつも休みなく、ぶっ続けです。それで、集中力が途切れないですから、大したものです。

 今日からスタートの六年生の女の子、Jが七時半ぴったりに来たので、新しいスリッパを出して、日曜日に買ってきた、赤い縞のスリッパです。女の子用に、薄いベージュ、赤、を三つずつ、男の子用に、青と茶の色違いを三つずつ買ってきた、それを使う第一号です。
 そうそう、帰り、駅まで送るね、そう言ったら、お母さんが下で待っていてくれてるから、ということだったので、一緒に出て、お母さんにご挨拶して、お渡ししました。九時半終わりが、九時四十分になって、教室を出たのが、四十五分くらいになっていたので、下で、お母さん、少し、待たせちゃいました。彼女、かなり遠くから通ってきてくれているんです。
 
 山手国語塾でなければ、ダメだ、というものを、ここにしかないものを、これからも、ちゃんと提供していかなければ、と、お母さんにJをお返ししつつ、改めて、そう、考えさせられました。

 今日、Rが、帰るときに、現代文の問題をちょっと変えて下さい。そう言うので、言葉の問題がいらないの? と言うと、そっちは、必要だと思うんですけど、文章の方が、このままで間に合うのかなって思うんです。そう言うので、要望に応えて、今後、必ず「説明しなさい」あるいは「まとめなさい」という書かせる問題を課す、という約束をしました。
 確かに、記号問題は、ほとんど出来てますからね。記述対策の問題を加えるのは、もう少し後から。で、それまでは、普段から、何か、自分の思いを書くということを意識して、毎日でなくていいから、少しずつ、書くということをしておきなさい、って、そう言っておいたのですが、なかなか、自分で何かを書くという時間は、取れない、ということのようなのです。

 新しい、六年生の女の子 J は、本当にきっちりしていて、良い意味で、負けず嫌いのところもあって、何より、字がきれい、漢字を書く力がすばらしい。先が、楽しみです。宿題に出していた問題の出来は、よくなかったのですが、文章を全部、交互に一緒に読み直して、間違いを全部やり直して、二時間十分、ほとんど休むことなく、初めての授業をやり通し、元気に帰って行きました。これも、凄いです。

 来週の木曜は、Tの古文と一緒にやることになるので、どう組み立てようかな? と考えています。



12月4日、(火曜日)

 昼間、少し、日が差しつつ、かすかに雨が降ってという中を、傘はささずに歩いて塾まで出てきましたが、今も、雨、降ってるのかな? 塾に置き傘をしているので、帰り、雨でも大丈夫なんですけど。
 雨、といえば、この日曜日にユニクロに行って買い物をしてきたんですが、その時に、傘を買って帰ろうと思って、探したんですけど、ないので、聞いてみると、傘は、置いてない、ということで、新しく作っていないので、在庫に残っているだけだから、売れてしまっていればないんです、そう言われました。
折りたたみの傘、気に入っていて、是非、と思っていたのですが、さて、どこかで、巡り会えるかな? もうないかな? そういう状態らしいです。

 今日は、YとMが、始めて一緒に、一斉授業の形態で授業を行ったんですが、狙い通り、とっても良い感じに行きました。その為に、いい材料を用意してあったので、まあ、うまく行って当然なんですけど、一つ一つ、確かめていきつつなのでとても面白かったです。100字以内で説明しなさいという問題のたどり方です。
 Yは、特に、ピンとくるところがあったようで、良い感じに納得していました。実は、学年が一つ違う二人なんだけど、二人には、話したかな? 結果的に、始めの九十分間、休みなく、二人とも集中してやっていたのは、それにしても、うまくいったと思います。
 ふと、90分も経っていることに気付いて、十分、休み時間を挟もうか、と言って、休んでいる時間にも、Yは、やったことを、さらっと、確認していました。賢い子です。
 で、やることなくて、手持ちぶさただから、と言うので、五分休んだところで、続きを始めました。

 中三のMは、試験前なので、学校の教科書を一緒に読んだのですが、初めの三十分は、二人と重なっていますから、教科書用のガイドの問題をやってもらいつつ、分からない語句の確認をして貰っていて、Yを八時十五分に、Mを八時二十分に帰してから、マンツーマンで、結果、九時五十五分まで、教科書の内容、魯迅の『故郷』を読み、十時ちょっと前に帰って行きました。教科書、良い文章が掲載されています。

 昼間、窓から見える景色が、一時とは大分変わってきました。木々がだいぶ紅葉を散らしてしまって、ずいぶん葉っぱが無くなってきています。冬枯れの木々の様子に次第に近づいています。かろうじて、銀杏が黄色の葉をいっぱいに輝かせているのみになっています。



12月1日、(土曜日)

午前中の授業が終わりました。
 T、中三の男の子、今回のテストが、とっても大事なんです。古文は、一通り、今日、テスト範囲は終わりました。かなり出来るようになってきましたが、それでも、まだ、あいまいなものがけっこうありますので、それを来週までに、本人が、どれ位仕上げられるかです。
 一番問題だった、世界史も、学習計画を一緒に立てて、その通りに実践出来ているようです。ですから、あまり心配はしていません。逆に、今度の試験で、どれ位結果を出してくれるのか、楽しみです。
 帰りにも、結果、楽しみにしているから、がんばれ、と言って送り出しました。
 
 夕方は、久しぶりに、高二のRの現代文でした。二カ所、なかなか納得しないものがあって、一つは、結局、私の宿題にしちゃいました。前回に続いて、宿題にしたのは、二回目ですが、今回のは、前回以上に難しいかな、と思います。
 納得できないことを、何となく曖昧なままにやり過ごしてしまうことは、何よりもよくないことですから、納得できるまで聞くという姿勢は、とても、大事なことです。なかなかそんな子は少なくなっていますからね。帰りに、駅まで送っていく途中に、すみませんね~、って言ってました。確かに、微妙な問題をすべてきちっと納得させるのは、なかなか、大変ですが、でも、言うなれば、その困難が面白くもあるんですよね。

 今日も、課題の漢字三十のうち、二十問をテストして書かせて、それに、反対語十個、それから、感情に関わる言葉の意味(これは、いきなり、その場でやってもらってます。)それに、文の並び換え、普通これだけで、五十分位かかるのですが、彼女は、だいたい、三十五分くらいで片づけました。その上で、文章問題を二つ終わったんですけど、なかなか、読めないタイプの文章に行き当たりません。ま、そのうちに、これは読めなかった、という文に行き当たるでしょう。
 最初の問題は、いきなり全問正解でした。けっして、そんなに易しい問題ではないですから、客観問題は、よくできていますよ、実際。
 彼女が疑問に思っていて、納得していないところを、あれこれ聞いていくと、それぞれ、疑問に思うのも、なるほどそうだよな、って、こちらも納得させられますから、なかなか面白いですよ。それに、ぶっちゃけ、引っかかるところがあってくれないと、問題がいくつあっても間に合わないですから、逆にそれもまた、困ってしまいますからね。

 明日は、新しいスリッパを買いに行ってきます。次の十個を購入してきます。下駄箱には、今日、あまり目立たないように、生徒の名前を入れておきました。そろそろ、入れてある場所を、間違えそうになってきましたから。














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